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J-GLOBAL ID:202002233280743467   整理番号:20A0522326

極低温-表面メタル化中の前駆体吸着錯体状態の直接イメージング 78.5KにおけるFe吸着を伴うポルフィリンアレイに関する走査型トンネル顕微鏡研究【JST・京大機械翻訳】

Direct Imaging of Precursor Adcomplex States during Cryogenic-Temperature On-Surface Metalation: Scanning Tunneling Microscopy Study on Porphyrin Array with Fe Adsorption at 78.5 K
著者 (9件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 3621-3631  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超高真空(UHV)中で調製された3d遷移金属を用いた金属を含まないπ共役平面分子の表面上金属化は,非常に低い不純物濃度をもつ良く秩序化した分子鋳型上に整列した1nmサイズのナノデバイス,1次元または2次元ナノネットワークの構築ブロックを創る新しいボトムアップ法として注目されている。脱水素化(例えば,2HTPP+Fe→H_2+FeTPP)によるこのタイプの表面上金属化の実験的および理論的研究を,300Kで金属フリーπ共役平面分子アレイ上に3d金属原子を蒸着し,UHV中で350~700Kのアニーリングを行って成功裏に実証した。低温での表面上金属化過程に対する光電子放出分光法研究は,通常の金属化状態と異なる前駆体随伴状態を示唆した。本研究では,低温での表面上金属化が金属原子と分子の両方の熱拡散を減少させ,それが分子内の3d金属原子の穏やかな吸着を可能にし,元の良い秩序化分子配列構造を保存しながら前駆体吸着錯体状態を提供することを実証した。走査型トンネル顕微鏡(STM)を用いて,Au(111)基板温度が78.5Kに維持された良く秩序化されていないテトラフェニルポルフィリン(2HTPP)単分子層アレイ上のFe堆積を調べた。密度汎関数理論計算により支持された直接STMトポグラフィー及び分光イメージングにより,3種類のTPP出現を同定した。(1)元の2HTPP,(2)トップにFe原子を有する(2)2HTPP,(前駆体随伴錯体)α′状態,(3)Fe原子を内部に持つ(3)2HTPP,(前駆体随伴錯体)γ′状態,が明らかなLUMOピーク変化を観測した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体 

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