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J-GLOBAL ID：202002233483893199   整理番号：20A2436386

Boxcar型電極を用いた誘電泳動力によるマイクロ流路内粒子の離隔と整列機構

Particle separation and alignment technique in microchannel flow by dielectrophoretic force using boxcar-type electrode

著者 (4件)： 本間怜人 (京大 大学院工学研究科) ,  巽和也 (京大 大学院工学研究科) ,  栗山怜子 (京大 大学院工学研究科) ,  中部主敬 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 86  号： 890  ページ： ROMBUNNO.20-00117(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではBoxcar型電極を用いて粒子に誘電泳動力を空間と時間に亘り周期的に付加することにより,マイクロ流路を流れる粒子の間隔・速度・タイミングを制御する技術を開発し,粒子の離隔と整列の特性について実験と数値解析により検討を行った.その結果,Boxcar型電極の1周期領域内に2粒子が存在する時,両者は誘電泳動力と流速分布により互いに接近し,位置を入れ替えた後に,下流側にあった粒子が上流の周期領域へ移動することが分かった.この運動を繰り返すことで超過した粒子は空いた周期領域に収まり粒子は整列する.1周期領域内の粒子数の頻度分布の測定結果でも領域出口にて粒子数は0か1となり本手法による離隔と整列の効果が確認できた.(著者抄録)

シソーラス用語： 電気泳動 ,  *マイクロチャネル ,  粒子 ,  *電極 ,  流速分布 ,  数値解析 ,  *マイクロ流体デバイス ,  細胞 ,  分析 ,  分取 ,  キャラクタリゼーション ,  交流電場 ,  *性能評価 ,  ポリスチレン ,  界面活性剤 ,  高速度カメラ ,  *間隔 ,  *速度
準シソーラス用語： *整列 ,  倒立顕微鏡 ,  頻度分布 ,  *誘電泳動 ,  *粒子運動

分類 (1件)： 電気泳動分析  (CC04017K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘電泳動 ,  マイクロ流路 ,  離隔 ,  整列