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J-GLOBAL ID:202002233559979391   整理番号:20A1567699

環境DNAを用いた絶滅危惧種イトウの遺伝的多様性・分布・生態系同時評価手法の開発

Methodological development of environmental DNA for evaluating genetic variation, distribution and ecological characteristics of Sakhalin taimen in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 2019  ページ: ROMBUNNO.86 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0002A  ISSN: 2436-1631  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本最大の淡水魚,イトウはかつて北海道内の広い範囲に生息していたが,現在ではその分布が大幅に縮小し,絶滅危惧種となっている.本研究では,野外では発見の難しい希少生物の分布を「発見せずに推定する」新技術,環境DNAを用いた検出系を確立し,その検証と実践を行った.水槽実験等による検証実験の結果,本研究で開発したイトウ検出系は高い種特異性と検出感度を持つことが示された.また野外調査の結果,イトウの生息が確認された河川はもちろん,未確認の複数河川からもわずかながらイトウの環境DNA検出がみられた.ただしその検出量は主要2水系に局在しており,本種が未だ厳しい生息環境に置かれていることを示唆する結果となった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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環境問題 
引用文献 (4件):
  • 江戸謙顕,2007.北海道の自然,45: 2-10.
  • 福島路生,帰山雅秀,後藤 晃,2008.魚類学雑誌,55(1): 49-53.
  • M. Fukushima, H. Shimazaki, P.S. Rand, and M. Kaeriyama, 2011. Trans. Am. Fish. Soc., 140(1): 1-13.
  • H. Mizumoto, H. Urabe, T. Kanbe, M. Fukushima and H. Araki, 2018. Limnology, 19(2): 219-227.

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