文献

J-GLOBAL ID：202002233578599613   整理番号：20A0383312

小規模廃水処理施設におけるスラッジ処理システムの持続可能性のベンチマーキング【JST・京大機械翻訳】

Benchmarking the sustainability of sludge handling systems in small wastewater treatment plants

著者 (3件)： Archer Greggory (University of Waterloo, 200 University Ave W, Waterloo, ON, N2L 3G1, Canada) ,  Jin Chao (University of Waterloo, 200 University Ave W, Waterloo, ON, N2L 3G1, Canada) ,  Parker Wayne (University of Waterloo, 200 University Ave W, Waterloo, ON, N2L 3G1, Canada)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 256  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンチマーキング戦略を開発し,小規模廃水処理施設におけるスラッジ処理の全ての側面を評価し,オンタリオ施設の断面について試験した。運転データと現場測定値を用いて,エネルギー消費,化学的利用,バイオソリッドの質と配置,および温室効果ガス(GHG)排出量に取り組んだ持続可能性指標を推定した。スラッジ処理のための電力消費は,熱アルカリ加水分解と自動熱好気性消化(ATAD)プロセスによる生スラッジ(kWh/乾燥kg)の乾燥キログラム当たり0.9から3.9kW時間の範囲にあり,安定化のために最小とほとんどの電気を消費した。しかし,機械的脱水プロセスは,総スラッジ処理電力の2~5%の間で消費されたが,関連するポリマー用量は,いくつかのケースにおいて文献値より高かった。脱水を伴う植物に対する処分燃料の必要条件は脱水のない施設より85%低かった。バイオソリッド汚染物質(病原体/金属)含有量は,実質的に非農業ソース材料(NASM)要件以下であることが観察された。汚染されたバイオソリッドの銅含有量は,研究されたすべての植物の中でNASM限界に対して最も高い濃度を示し,バイオソリッドの土地利用を実行する施設の間で14から37%の範囲であった。4つのバイオソリッド製品は,長期貯蔵により生成された1つの製品を含む大腸菌含量に対するクラスA要件を満たした。炭素排出量は,生スラッジ(gCO2eq./kg)の乾燥トン当たり-119から299kgCO2当量の範囲であった。土地利用を実施した6つの施設は,正味陰性GHG排出を示した。肥料生産回避から得られた炭素クレジットは,スラッジ処理と輸送に関連した排出を上回った。結果は,この実践がGHG排出の観点から持続可能であるという証拠を提供する。開発されたベンチマーキング手法と情報収集は,それらの効用がピアに対して相対的に実行され,必要性とさらなる研究の領域を同定し,それらの操作の持続可能性を改善するために,プラント所有者とオペレータに有益である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電力消費 ,  *廃水処理施設 ,  汚染物質 ,  情報収集 ,  電力 ,  好気性処理 ,  排出量 ,  二酸化炭素排出量 ,  大腸菌 ,  重合体 ,  生汚泥 ,  病原体 ,  温室効果ガス ,  土地利用 ,  オペレータ

著者キーワード (6件)： スラッジ処理 ,  バイオソリッド管理 ,  エネルギー ,  温室効果ガス排出 ,  バイオソリッドの処分 ,  重要な性能指標

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 廃水処理施設 ,  スラッジ ,  処理システム ,  持続可能性 ,  ベンチマーキング