文献

J-GLOBAL ID：202002233653511948   整理番号：20A0192688

制御条件下で歯磨剤から抽出したマイクロプラスチックの細菌相互作用と海水の影響【JST・京大機械翻訳】

Bacterial interactions of microplastics extracted from toothpaste under controlled conditions and the influence of seawater

著者 (2件)： Ustabasi Gul Sirin (T.C. Istanbul Aydin University, Health Services Vocational School of Higher Education, Sefakoy Kucukcekmece, 34295 Istanbul, Turkey) ,  Baysal Asli (T.C. Istanbul Aydin University, Health Services Vocational School of Higher Education, Sefakoy Kucukcekmece, 34295 Istanbul, Turkey)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 703  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロプラスチックは,それらの増加する使用と環境への排出のために世界的な関心事になっている。これらのユビキタス粒子は非常に低い分解速度を有し,海洋環境においてほとんど蓄積することが知られている。マイクロプラスチックにリンクしたストレスの生体内蓄積と指標に関する証拠も文献に記載されている。しかし,マイクロプラスチックの実際の環境影響はまだ明らかにされていない。したがって,制御された(標準的な)実験室条件下での微小プラスチックと(ミクロ)生物の間の相互作用機構を理解することは,真の環境状況を反映するために環境的に適切な条件を理解することが重要である。本研究では,市販の歯磨き試料から抽出された微小プラスチックが,標準および海水条件下で4種類の細菌と相互作用する方法を理解することを目的とした。この目的のために,細菌阻害を調べ,細菌の生化学的パラメータ(総蛋白質,脂質ペルオキシダーゼ,総抗酸化能,細胞外炭水化物レベル),及び微生物の物理化学的性質(ゼータ電位,粒子サイズ,表面化学)により阻害機構を評価した。結果は,グラム陽性Bacillus subtilisおよびグラム陰性緑膿菌が,それぞれ制御および海水媒体において影響を受けることを示した。細菌の阻害はマイクロプラスチックの高ゼータ電位に依存し,細菌の生化学的,蛋白質及び脂質ペルオキシダーゼ活性は両培地で重要であった。一方,生化学的応答は両媒体で類似していたが,細胞壁と微小プラスチック表面電荷の間の差は海水中でのみ重要であった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 環境影響 ,  *歯磨き ,  *細菌 ,  ペルオキシダーゼ ,  脂質 ,  *相互作用 ,  タンパク質 ,  細胞壁 ,  枯草菌 ,  ζ電位 ,  緑膿菌 ,  海洋環境 ,  表面電荷 ,  媒質 ,  生体内蓄積

著者キーワード (4件)： マイクロプラスチック ,  毒性 ,  微生物 ,  海水

分類 (5件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  化学物質の毒性一般  (GZ02010C) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 歯磨剤 ,  マイクロプラスチック ,  細菌 ,  相互作用 ,  海水