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J-GLOBAL ID:202002233799907611   整理番号:20A0983502

香辛料の微生物汚染除去に対する低エネルギー電子ビームの効果【JST・京大機械翻訳】

Efficacy of low energy electron beam on microbial decontamination of spices
著者 (6件):
資料名:
巻: 170  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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300keVまたはそれ以下のエネルギーをもつ電子は,品質の最小損失を有する様々なタイプの食品製品の表面を除染する可能性を有する。本研究の目的は,自然汚染食品試料に適用したときのプロセスの有効性を決定することであった。300keV(低エネルギー電子ビーム)と10MeV(高エネルギー電子ビーム)のエネルギーで電子ビームを用いて,黒コショウ,白トウガラシ,およびall氷サンプルを照射し,細菌の不活性化を確認した。全好気性細菌を照射前後に計数し,細菌種をMALDI-TOF質量分析に基づく微生物同定システムにより測定した。電子ビームの深さ線量プロフィルと試料の密度に基づいて推定した食品中の低エネルギー電子ビームの適用範囲は約300μmであった。高エネルギー電子ビームで照射された香辛料試料に対する好気性細菌の全数の対数減少は,表面に供給された線量が等価であるならば,低エネルギー電子ビームのそれと同程度であった。(300keVの電子ビームを5分間照射することによる対数減少は,本研究で用いた条件において,10MeVの電子ビームによる約6kGy照射に対応した。非照射香辛料では,優占種はBacillus subtilisであった。黒コショウの照射において,照射後に生存した優勢種は,電子ビームのエネルギーにかかわらず,Cronobacter sakazakiおよびBacillus megateriumであった。低および高エネルギー電子ビームによる微生物除染の有効性は,微生物が表面層に存在する香辛料に匹敵した。本研究は,香辛料の微生物汚染を除去するために現在使用されている高度に浸透するイオン化照射の代替技術としての低エネルギー電子ビームを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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食品照射  ,  微生物に対する影響 
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