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J-GLOBAL ID：202002233959448911   整理番号：20A1332948

多成分スピネル酸化物固溶体の構造と三元触媒特性

著者 (13件)： 平川大希 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  下川雄志 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  徳澄わかな (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  佐藤徹哉 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  津志田雅之 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  芳田嘉志 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  芳田嘉志 (京大) ,  日隈聡士 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  日隈聡士 (京大) ,  大山順也 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  大山順也 (京大) ,  町田正人 (熊本大 大学院自然科学教育部・先端科学研究部) ,  町田正人 (京大)
資料名： 触媒討論会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 125th  ページ： ROMBUNNO.1A04  発行年： 2020年03月10日 
JST資料番号： F1143B  ISSN： 2187-5928  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新規スピネル型固溶体Cu_0.05Ni_0.95Al_1.8Cr_0.2O₄(900°C,25h熱処理)は水蒸気が共存する三元触媒反応でNO還元活性を発現し,Pt/Al₂O₃よりも高いCO/C₃H₆酸化活性を示した.NiおよびAlを主成分とする相は高比表面積の保持に有効で,CrおよびNiはCO-H₂O反応やC₃H₆酸化に寄与する.構造解析の結果,立方晶固溶体単一相においてCuは四面体サイト(T_d),Crは八面体サイト(O_h)をそれぞれ占有するのに対し,NiとAlは両サイトに分布することがわかった.light-off過程ではCO/C₃H₆酸化が先行して進行するにつれて,表面に露出した配位不飽和なCu周辺に酸素欠陥を生成し,NOの酸素を引き抜くことでN₂を生成するとの知見を得た.(著者抄録)

シソーラス用語： *スピネル型結晶 ,  固溶体 ,  多成分系 ,  *ニッケル化合物 ,  *銅化合物 ,  *アルミニウム化合物 ,  クロム化合物 ,  *金属酸化物 ,  立方晶系 ,  構造解析 ,  X線回折 ,  X線光電子スペクトル ,  EXAFS ,  水蒸気 ,  *一酸化窒素 ,  *接触還元 ,  点欠陥 ,  *三元触媒 ,  構造活性相関 ,  一酸化炭素 ,  触媒活性 ,  化学組成 ,  安定性 ,  結晶構造 ,  結晶面 ,  比表面積 ,  核間距離 ,  格子定数 ,  Rietveld法 ,  アルケン
準シソーラス用語： 酸素欠陥 ,  酸化状態

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

物質索引 (1件)： プロピレン

タイトルに関連する用語 (4件)： スピネル ,  酸化物 ,  固溶体 ,  触媒特性