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J-GLOBAL ID:202002234003455256   整理番号:20A0786104

天然バイオマスから誘導した炭素ドットによるグラム陰性菌の選択的不活性化:Artemisia argyi葉【JST・京大機械翻訳】

Selective inactivation of Gram-negative bacteria by carbon dots derived from natural biomass: Artemisia argyi leaves
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 13  ページ: 2666-2672  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グラム陰性菌により引き起こされる感染は世界中で増加している問題である。一方,従来の抗生物質の過剰使用は薬剤耐性の出現を引き起こした。薬剤耐性細菌からの脅威に対処できる新しい抗菌剤の開発が緊急に必要である。ここでは,Artemisia argyi葉から誘導された炭素ドット(ACDs)を,喫煙シミュレーション法により得て,グラム陰性菌を標的とする選択的抗菌能力を示した。グラム陰性菌(Escherichia coli,緑膿菌およびProteus vulgaris)に対するACDs(150μg/mL)の殺菌効率は100%に達し,グラム陽性菌(Staphylococcus aureusおよびBacillus subtilis)に対して,ACDsは有意な抗菌機能を持たず,粒子が特異的細菌を選択的に標的化できることを示した。ACDsに対する抗菌機構は,ACDsがグラム陰性菌の細胞壁を損傷するだけでなく,グラム陽性菌の細胞壁を損傷することを確認した。さらに,ACDsは,酵素的二次構造を変化させることによって,グラム陰性菌における細胞壁関連酵素の活性を阻害することができる。本研究は,グラム陰性菌によって引き起こされる感染の処理と同様に,天然バイオマスから誘導された新しい抗菌性ナノ材料の開発のために非常に重要である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
滅菌法  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  生物科学研究法一般 

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