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J-GLOBAL ID:202002234030212403   整理番号:20A1125514

SNP rs17079281は,DCBD1発現を抑制するためYY1結合部位を創ることにより肺癌リスクを減少させる【JST・京大機械翻訳】

SNP rs17079281 decreases lung cancer risk through creating an YY1-binding site to suppress DCBLD1 expression
著者 (15件):
資料名:
巻: 39  号: 20  ページ: 4092-4102  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0406A  ISSN: 0950-9232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ゲノムワイド関連研究(GWAS)は肺癌リスクと関連する多数の遺伝的変異体を同定しているが,これらの関連の基礎となる生物学的機構はほとんど知られていない。ここでは,著者らの以前のGWASにおける肺癌リスクと関連すると同定された6q22.2における遺伝領域の機能的関連性を調べた。6q22.2遺伝子座におけるtagSNPに関連する機能的SNPをスクリーニングするために連鎖不均衡(LD)分析と生物情報学的予測を行い,これらの機能的SNPが肺癌リスクと関連するかどうかを同定するために,4403例と5336例を対照とした。DCBLD1プロモーターにおける新規SNP rs17079281は,中国人集団における肺癌リスクと関連していると同定された。C対立遺伝子を有する患者と比較して,T対立遺伝子を有する患者は腺癌のリスクが低かった(調整OR=0.86;95%CI:0.80~0.92)が,肺腺癌組織におけるC/C遺伝子型を有する患者よりも,C/TまたはT/T遺伝子型の患者はDCBLD1発現のレベルが低かった。生物学的関連性を特性化するために機能的アッセイを行った。結果は,rs17079281のT対立遺伝子が,DCBLD1発現を抑制したC対立遺伝子よりも転写因子YY1に対するより高い結合親和性を有することを示した。DCBLD1は癌遺伝子のように挙動し,細胞周期進行に影響することにより腫瘍増殖を促進した。これらの知見は,機能的変異体rs17079281C>Tが,肺癌感受性を評価するためのバイオマーカーとして役立つ可能性がある,DCBLD1発現を抑制するためにYY1結合部位を作ることにより肺腺癌リスクを低下させることを示唆する。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の腫よう  ,  遺伝的変異 

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