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J-GLOBAL ID：202002234120011807   整理番号：20A1320754

液体-気体相転移における流体臨界挙動:微視的記述のための解析的方法【JST・京大機械翻訳】

Fluid critical behavior at liquid-gas phase transition: Analytic method for microscopic description

著者 (1件)： Pylyuk I.V. (Institute for Condensed Matter Physics of the National Academy of Sciences of Ukraine, 1 Svientsitskii Street, 79011 Lviv, Ukraine)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 310  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体-ガス臨界点近傍の流体の挙動をセル流体モデルフレームワーク内で研究した。低温領域(T<T_c)におけるセル流体モデルの状態方程式を導出するための解析法を,集団変数アプローチ内のくりこみ群変換を用いて開発した。グランドカノニカルアンサンブル内の数学的記述を,Fourier変換を有するMorse相互作用ポテンシャルの例によって例証した。提案方法の特定の特徴は,硬球参照システムを含むことなく巨視的量(圧力および他の熱力学量)を計算するための流体(相互作用ポテンシャルのパラメータ)の排他的微視的特性を使用する可能性にある。秩序パラメータ変動の非Gauss(四次的)分布を考慮して,臨界点近傍のモデルのグランド分配関数,熱力学ポテンシャル,および状態方程式を導いた。密度と化学ポテンシャルをリンクする非線形方程式を示し,解いた。化学ポテンシャルに対する密度の依存性のグラフを相対温度の種々の値に対してプロットした。ナトリウムの推定値に加えて得られたカリウムの臨界点パラメータの数値推定を与えた。液体アルカリ金属(ナトリウムとカリウム)の計算臨界点パラメータは実験データと一致した。ナトリウムに対する共存曲線をプロットし,T_cの即時近傍における他の著者のデータと比較し,理論的および実験的研究は実行が困難である。得られた結果とT>T_cの以前の公表結果の違いを議論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化学ポテンシャル ,  状態方程式 ,  *相転移 ,  低温 ,  熱力学 ,  *臨界現象 ,  カリウム ,  ナトリウム ,  臨界点 ,  くりこみ群 ,  分配関数 ,  秩序パラメータ ,  推定量
準シソーラス用語： 相互作用ポテンシャル ,  共存曲線 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Morseポテンシャル ,  秩序パラメータゆらぎ ,  グランド分配関数 ,  熱力学的ポテンシャル ,  液体アルカリ金属 ,  共存曲線

分類 (2件)： 一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K) ,  流体論  (BJ01010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 気体相 ,  流体 ,  臨界挙動 ,  記述 ,  解析