抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,ドローンを用いたプログラミング体験活動を開発するとともに,実際の活用事例からその有効性について検討した。その結果,選定した機種やビジュアルプログラミング言語等(アプリケーション含)及び今回開発した「ドローンを用いたプログラミング体験活動ver.1」については一程度の有効性が認められた。また,参加者からのアンケート結果を元に,学習者の「興味・関心」と「プログラミング的思考の発現」の二点から検証した結果,参加者の多くが,ドローンの飛行様態やその体験よりも,プログラミングそのものに対して興味・関心を抱いていた様子が明らかになった。一方,コーディングカードを利用する参加者が少なかった理由や複数台で使用するケースでは通信状況に混乱が生じることへの対応,ドローン機種の飛行精度とゴールエリアの大きさとの論理的な関係等について検討することが課題として残った。今後は,さらに活動範囲を広げて検証し改善を進めたい。(著者抄録)