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J-GLOBAL ID:202002234322162414   整理番号:20A2582033

双極性障害における気分安定化抗てんかん薬治療反応:ゲノムワイド関連研究【JST・京大機械翻訳】

Mood-Stabilizing Antiepileptic Treatment Response in Bipolar Disorder: A Genome-Wide Association Study
著者 (14件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 1233-1242  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0721B  ISSN: 0009-9236  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの抗てんかん薬(AED)は,双極性障害(BD)における気分安定剤として使用するための米国食品医薬品局(FDA)承認を有するが,すべてのBD患者は,これらのAED気分安定剤(AED-MSs)に応答しない。AED-MS応答の変動性に寄与する遺伝子多型を同定するために,著者らは,Mayo Clinic Bipolar Disorder Biobankから199人のBD患者の発見ゲノムワイド関連研究(GWAS)を行った。これらの患者のほとんどは,AED-MSバルプロ酸/ジバルプロックスおよび/またはラモトリギンで治療した。AED-MS応答をAldaスケールを用いて評価し,潜在的交絡因子を説明しながら臨床的改善を定量化した。著者らは,THSD7A(rs78835388,P=7.1E-09)およびSLC35F3(rs114872993,P=3.2E-08)遺伝子にマッピングされた2つのゲノムワイド有意な一塩基多型(SNP)シグナルを同定した。また,統計的に有意な遺伝子レベル関連を有する2つの遺伝子を同定した:ABCC1(P=6.7E-07;トップSNP rs875740,P=2.0E-6)およびDISP1(P=8.9E-07;トップSNP rs34701716,P=8.9E-07)。THSD7A SNPは,BDを含むいくつかの精神疾患のリスクと関連することが以前に見出された。THSD7AおよびSLC35F3は,AED-MSの標的である興奮性/グルタミン酸作動性および阻害/γ-アミノ酪酸作動性(GABA作動性)ニューロンで発現する。ABCC1はバルプロ酸及びラモトリジン代謝産物の輸送に関与し,ABCC1及びDISP1におけるSNPは,ヒト腸における強いスプライシング量的形質遺伝子座であり,薬物吸収に対する可能な影響を示唆した。結論として,著者らの薬理ゲノム研究は,AED-MS治療応答に寄与すると思われる新規遺伝子座を同定し,BDにおける精密医療を促進する可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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