抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】肺腺癌患者の周術期循環腫瘍細胞に及ぼす低侵襲および開放肺癌切除の影響を調査する。方法:61例の肺腺癌切除手術患者を選び、手術方式により、低侵襲性肺腺癌切除術群(31例)と開放肺腺癌切除術群(30例)に分け、免疫磁気ビーズ濃縮法を用い、フローサイトメトリーにより、術前3日、6日術中と術後3日に末梢血CTCs(circuatingtumorcells,CTCs)の含有量を測定し、手術前後の上述指標の変化を比較し、統計学的分析を行った。結果:(1)61例の肺腺癌患者のうち、術前3日CTCs検査35例(57.4%)が陽性であった。(2)61例の肺腺癌患者の術中CTCs量(5.23±2.31)は術前CTCs量(3.43±1.98)より高く、術後のCTCs量(9.46±3.86)は術中(5.23±2.31)より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。001)。(3)術前CTCs量(3.42±2.03)と開放肺腺癌切除術群の術前CTCs量(3.43±1.96)は,侵襲性肺腺癌切除術群(3.42±2.03)と開放肺腺癌切除群(P>0.05)の間で有意差を示さなかった。CTCs量(5.06±2.35)と開放肺腺癌切除群の術中CTCs(5.40±2.30),末梢血CTCs(P>0.05)におけるCTCsの有意差は,侵襲性肺腺癌切除群(P>0.05)で見つからなかった。低侵襲性肺腺癌根治術群の術後末梢血CTCs量(7.58±2.92)は、開放手術群(11.40±3.78)より明らかに低く、統計学的有意差が認められた(P<0.001)。結論:低侵襲手術は術後の早期末梢血中の手術播種のCTCs量を下げるのに役立ち、術後患者の治療効果の評価及び臨床患者の手術方式の選択に参考を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】