文献

J-GLOBAL ID：202002234372468278   整理番号：20A2165852

異なる単糖類からなるオリゴ糖のヒト腸内細菌叢に対する調節作用【JST・京大機械翻訳】

Modulation of Oligosaccharides with Different Monosaccharide Composition on the Human Gut Microbiota

著者 (2件)： Wang Haisong (常熟理工学院生物与食品工程学院 江蘇常熟 215500) ,  Ren Pengfei (安徽農業大学茶与食品科技学院 合肥 230036)
資料名： Zhongguo Shipin Xuebao  (Zhongguo Shipin Xuebao)
巻： 20  号： 7  ページ： 44-52  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2780A  ISSN： 1009-7848  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:ハイスループットシークエンシング技術を通じて、異なる単糖類からなるオリゴ糖のヒト腸内細菌叢に対する調節作用を研究する。方法:ヒト結腸内細菌叢を研究対象とし、人体胃、腸管シミュレーションシステムを用い、それぞれブドウ糖、ガラクトースとマンノースからなるポリグルコース、ポリガラクトースとポリマンノースのヒト腸内細菌叢に対する調節及び微生物代謝による短鎖脂肪酸産生状況を比較した。結果:3種類のグリカンはそれぞれ腸微生物代謝により短鎖脂肪酸を産生し、その中、ポリガラクトース代謝によって産生される短鎖脂肪酸の含有量は最も高く、ポリグルコースは次で、ポリマンノースは短鎖脂肪酸を産生する量が最も少ない。ガラクトースで構成したポリガラクトースは代謝によって産生される酢酸とプロピオン酸に有利であり、有害菌ブルセラ属と多雷亜菌属を抑制する。グルコースからポリグルコースを構成すれば、酪酸と吉草酸を代謝し、コリンス菌属の成長を抑制し、ビフィズス菌属、パラバクテリウム属と連鎖球菌属の増殖を促進する。マンノースより成るポリマンノースは、瘤胃球菌属の成長を抑制するのに有利である。結論:3種類のグリカンは腸内細菌叢を調節でき、腸内微生物の発酵により短鎖脂肪酸を産生し、有益な菌の増殖を促進し、有害菌の成長を抑制する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  グルカン ,  *少糖類 ,  腸内微生物 ,  Brucella ,  ビフィズス菌 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪酸 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *腸内フローラ ,  短鎖脂肪酸 ,  微生物代謝 ,  グリカン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  多糖類  (CF10054P)

物質索引 (5件)： 吉草酸 ,  プロピオン酸 ,  酪酸 ,  グルコース ,  ガラクトース

タイトルに関連する用語 (5件)： 単糖類 ,  オリゴ糖 ,  ヒト ,  腸内細菌叢 ,  調節