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J-GLOBAL ID：202002234713184786   整理番号：20A2711832

ヒト腱細胞のデキサメタゾン誘発損傷に対するベルベリンの効果と機構【JST・京大機械翻訳】

Effects and Mechanism of Berberine on the Dexamethasone-Induced Injury of Human Tendon Cells

著者 (4件)： Fu Shangjun (Hand and Foot Surgery, Yiwu Central Hospital, Yiwu, 322000 Zhejiang, China) ,  He Zongyun (Hand and Foot Surgery, Yiwu Central Hospital, Yiwu, 322000 Zhejiang, China) ,  Tang Yongfeng (Hand and Foot Surgery, Yiwu Central Hospital, Yiwu, 322000 Zhejiang, China) ,  Lan Bo (Hand and Foot Surgery, Yiwu Central Hospital, Yiwu, 322000 Zhejiang, China)
資料名： Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine (Web)  (Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine (Web))
巻： 2020  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7703A  ISSN： 1741-427X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的.ヒト腱細胞のデキサメタゾン-(Dex-)誘発損傷に及ぼすベルベリン(Berb)の効果とその潜在的機構を研究する。【方法】CCK-8アッセイを用いて,腱細胞のDex誘発損傷の適切な濃度を調査して,Berbの用量はDex細胞毒性を減弱した。細胞創傷治癒アッセイを用いて,腱細胞の移動能力に及ぼすBerbとDexの[数式:原文を参照]を検出した。フローサイトメトリーを用いて細胞アポトーシスを測定した。DCF DA蛍光プローブを用いて細胞のROS活性を測定した。ウェスタンブロット法を用いて,平滑筋アクチンα(SMA-α),I型コラーゲン(Col I),col III,アポトーシス関連因子,カスパーゼ-3,切断カスパーゼ-3,カスパーゼ-9,切断カスパーゼ-9,およびPI3K/AKTを含む表現型関連因子の発現を検出した。【結果】CCK-8分析は,1~100μMのDexが,濃度依存的方法[数式:原文を参照]において,腱細胞の増殖を著しく抑制し,100μMのDexの阻害効果が,最も有意な[数式:原文を参照]であり,150,200μMのBerbの前処理が,それらの阻害(すべての[数式:原文を参照])を逆転させることを示した。対照群と比較して,Dexは細胞移動[数式:原文を参照]を有意に阻害したが,Berb前処理は細胞移動[数式:原文を参照]を増強できた。フローサイトメトリーとROSアッセイは,Dexが腱細胞(すべての[数式:原文を参照])のアポトーシスと酸化ストレス応答を誘発することができる一方,Berbはそれらの応答[数式:原文を参照]を逆転させることを示した。ウエスタンブロットは,Dexがα-SMA(すべての[数式:原文を参照])と同様にcol IとIIIの発現を阻害し,切断カスパーゼ-3と切断カスパーゼ-9(すべての[数式:原文を参照])を含むアポトーシス関連因子の発現を強化することを示した。また,DexはPI3K/AKTシグナリング経路(全[数式:原文を参照])の活性化を阻害し,細胞機能に影響し,一方,Berb処理は上記蛋白質(全[数式:原文を参照])の発現を有意に逆転させた。【結語】Berbは,PI3K/AKTシグナル伝達経路を活性化し,腱細胞における表現型関連バイオマーカーの発現を調節して,増殖と移動,酸化ストレス,および腱細胞のアポトーシスの減少を誘発した。しかし,in vivoでのBerbの保護作用を明らかにするためには,さらなる研究が必要である。Copyright 2020 Shangjun Fu et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ヒト ,  表現型 ,  フローサイトメトリー ,  アポトーシス ,  細胞移動 ,  創傷治癒 ,  バイオマーカー ,  酸化ストレス ,  ウェスタンブロット法 ,  カスパーゼ ,  ステロイド ,  ステロイドホルモン ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： カスパーゼ9 ,  カスパーゼ3 ,  平滑筋アクチン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  副腎ホルモン  (EB08040D) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： デキサメタゾン ,  ベルベリン

引用文献 (23件)：

• C. C. Skjong, A. K. Meininger, S. S. W. Ho, "Tendinopathy treatment: where is the evidence?,," Clinics in Sports Medicine, vol. 31, no. 2, pp. 329-350, 2012.
• S. Dimitrios, "Exercise for tendinopathy," World Journal of Methodology, vol. 5, no. 2, pp. 51-54, 2015.
• N. Maffulli, J. Wong, L. C. Almekinders, "Types and epidemiology of tendinopathy," Clinics in Sports Medicine, vol. 22, no. 4, pp. 675-692, 2003.
• P. Sharma, N. Maffulli, "Tendon injury and tendinopathy," The Journal of Bone & Joint Surgery, vol. 87, no. 1, pp. 187-202, 2005.
• F. Buttgereit, C. M. Spies, J. W. Bijlsma, "Novel glucocorticoids: where are we now and where do we want to go?,," Clinical and Experimental Rheumatology, vol. 33, no. 4, pp. S29-S33, 2015.

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト ,  腱細胞 ,  デキサメタゾン ,  誘発 ,  損傷 ,  ベルベリン