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J-GLOBAL ID：202002234758512695   整理番号：20A1128634

中等度の慢性エタノール消費は高脂肪食を与えたマウスにおける非アルコール性脂肪肝に有益な影響を与える:モノ不飽和脂肪酸に富むトリグリセリドのより高い形成の可能な役割【JST・京大機械翻訳】

Moderate chronic ethanol consumption exerts beneficial effects on nonalcoholic fatty liver in mice fed a high-fat diet: possible role of higher formation of triglycerides enriched in monounsaturated fatty acids

著者 (10件)： Bucher Simon (Univ Rennes, Inserm, Inra, Institut NUMECAN (Nutrition Metabolisms and Cancer)-UMR_S 1241, UMR_A 1341, Rennes, France) ,  Begriche Karima (Univ Rennes, Inserm, Inra, Institut NUMECAN (Nutrition Metabolisms and Cancer)-UMR_S 1241, UMR_A 1341, Rennes, France) ,  Catheline Daniel (Laboratoire de Biochimie-Nutrition Humaine, Agrocampus Ouest, Rennes, France) ,  Trak-Smayra Viviane (Pathology Department, Saint-Joseph University, Beirut, Lebanon) ,  Tiaho Francois (Univ Rennes, Inserm, EHESP, Irset (Institut de recherche en sante, environnement et travail)-UMR_S 1085, Rennes, France) ,  Coulouarn Cedric (Univ Rennes, Inserm, Inra, Institut NUMECAN (Nutrition Metabolisms and Cancer)-UMR_S 1241, UMR_A 1341, Rennes, France) ,  Pinon Gregory (Univ Rennes, Inserm, Inra, Institut NUMECAN (Nutrition Metabolisms and Cancer)-UMR_S 1241, UMR_A 1341, Rennes, France) ,  Lagadic-Gossmann Dominique (Univ Rennes, Inserm, EHESP, Irset (Institut de recherche en sante, environnement et travail)-UMR_S 1085, Rennes, France) ,  Rioux Vincent (Laboratoire de Biochimie-Nutrition Humaine, Agrocampus Ouest, Rennes, France) ,  Fromenty Bernard (Univ Rennes, Inserm, Inra, Institut NUMECAN (Nutrition Metabolisms and Cancer)-UMR_S 1241, UMR_A 1341, Rennes, France)
資料名： European Journal of Nutrition  (European Journal of Nutrition)
巻： 59  号： 4  ページ： 1619-1632  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0778B  ISSN： 1436-6207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:いくつかの臨床研究は,軽度から中等度のアルコール摂取が非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を軽減する可能性があることを示唆したが,基礎となる機構はまだ十分に理解されていない。【方法】高脂肪食(HFD)を与えられたマウスは,飲料水を通して3か月間(約10g/kg/day)の中程度のエタノール摂取量を受けなかった。生化学的,分析的およびトランスクリプトーム解析を血清および肝臓で行った。結果:エタノール処理HFDマウスにおける血清エタノール濃度は,実験を通して0.5と0.7g/lの間で構成された。減少した血清トランスアミナーゼ活性により評価されたように,エタノール処理HFDマウスにおいてNAFLD改善が観察された。これは,より少ない微小小胞およびより多くの大液胞脂肪症,アポトーシス肝細胞の不在およびより少ない線維症に向かう傾向に関連していた。肝臓脂質分析は,トリグリセリドとリン脂質に取り込まれた脂肪酸の量の増加,総脂質のパルミチン酸の割合の減少,およびより高い脱飽和指数を示し,したがって,ステアロイル補酵素Aデサチュラーゼ活性の強化を示唆した。いくつかの解糖およびリポゲネシス酵素のmRNA発現は上方制御された。全ゲノム発現プロファイリング及び遺伝子セット濃縮分析は,コラーゲン線維組織化及び白血球走化性に関与する遺伝子の発現の全体的ダウンレギュレーション及び酸化的リン酸化及びミトコンドリア呼吸鎖複合体集合に関与する遺伝子の発現の全体的アップレギュレーションを明らかにした。加えて,いくつかのプロテアソームサブユニットのmRNA発現は,エタノール処理HFDマウスでアップレギュレーションされた。結論:中等度の慢性エタノール消費は,非毒性脂質種の生成,前線維症および炎症誘発性遺伝子の発現低下,ミトコンドリア機能の回復およびプロテアソーム活性の可能な刺激を含むいくつかの機構によりNAFLDを軽減する可能性がある。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *脂肪酸 ,  *トリグリセリド ,  遺伝子 ,  炎症 ,  血清 ,  ミトコンドリア ,  リポゲネシス ,  デサチュラーゼ ,  線維症 ,  ダウンレギュレーション ,  アポトーシス ,  プロテアソーム ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *非アルコール性脂肪性肝疾患 ,  mRNA発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： エタノール ,  NAFLD ,  肝臓 ,  マウス ,  脂質 ,  トランスクリプトーム

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (9件)： 慢性 ,  エタノール ,  消費 ,  高脂肪食 ,  マウス ,  非アルコール性脂肪肝 ,  モノ不飽和脂肪酸 ,  トリグリセリド ,  役割