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J-GLOBAL ID:202002234841902490   整理番号:20A1540585

ミオシン重鎖の一次配列解析と加熱ゲルの特性により明らかにしたすり身製品の原料としてのチゴダラの適性

Suitability of Japanese codling as a raw material for surimi-based products revealed by primary sequence analysis of myosin heavy chain and thermal gel properties
著者 (17件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 711-719  発行年: 2020年07月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ミオシン重鎖の一部をコードする相補的DNAを,チゴダラ Physiculus japonicusの速筋からクローニングした。日本の東北地方,太平洋沿岸沖で頻繁に漁獲されるチゴダラは,特に夏において典型的な未利用魚種である。チゴダラのミオシン重鎖ループ2領域の演繹アミノ酸配列の分子系統解析により,本種が,すり身製品の原料として一般的に使用されている,シログチ Pennahia argentataやスケトウダラ Gadus chalcogrammusからなるグループに属することを明らかにした。したがって,チゴダラ魚肉は,すり身製品のための有望な候補材料と考えられた。0.5M NaClの存在下でチゴダラから塩摺魚肉を調製し,2段階の加熱処理,すなわち15~70°Cで30分間予備加熱し,85°Cで20分間二次加熱を行った。この加工処理により,10N以上の最大破断強度を有する加熱ゲルを調製した。その破断強度はシログチやスケトウダラの値に匹敵した。ミオシン重鎖の分子系統解析と加熱すり身ゲルの特性に基づいて,チゴダラはすり身製品の製造のための有望な原料であると結論した。Copyright Japanese Society of Fisheries Science 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物性水産食品  ,  食品の品質 

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