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J-GLOBAL ID:202002234938188311   整理番号:20A0544765

イラン人集団における喘息リスクに対するインターロイキン(IL)-33遺伝子多型と環境因子の影響【JST・京大機械翻訳】

The Impact of Interleukin (IL)-33 Gene Polymorphisms and Environmental Factors on Risk of Asthma in the Iranian Population
著者 (9件):
資料名:
巻: 198  号:ページ: 105-112  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4699A  ISSN: 1432-1750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:気道上皮細胞は異なるアレルゲンに反応してインターロイキン-33を分泌する。このサイトカインのいくつかの一塩基多型(SNP)は喘息の発症に関与することが報告されている。本研究では,Iranian集団における喘息に対する感受性に及ぼすIL-33遺伝子(rs1342326およびrs3939286)および環境因子の2つの最も一般的なSNPの影響を評価した。対象と方法:本研究では,126名の喘息患者と300名の年齢,性別一致対照を登録した。遺伝子タイピングはTaqMan SNP遺伝子タイピング分析を用いてリアルタイムPCRにより行った。さらに,全血清IgEレベル,好酸球数および皮膚プリック試験を行い,すべての参加者から完全な病歴を得た。結果:両SNPにおける突然変異体遺伝子型の頻度は,対照より喘息患者において有意に高かった。rs1342326[OR(95%CI)2.50(1.3-4.69)]のC/C遺伝子型とrs3939286[OR(95%CI)2.18(1.05-4.52)]のA/A遺伝子型は,喘息発生のより高いリスクと関連していた。rs1342326のA/C+C/C遺伝子型は,軽度喘息[OR(95%CI)2.36(1.14~4.89)]においてより一般的であったが,rs3939286のG/A+A/A遺伝子型は中等度および重度喘息[OR(95%CI)2.53(1.30~4.94)]のリスク増加と関連した。結論:本研究は,両IL-33SNPが喘息リスクの増加と関連していることを明らかにした。rs1342326はアトピー性,軽度および成人発症喘息および末梢血の好酸球のより高いレベルと関連していた。しかしながら,rs3939286は,中等度および重度喘息においてより頻繁であった。さらに,rs3939286は非アトピー性および小児期発症喘息と関連していた。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  遺伝的変異 

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