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J-GLOBAL ID：202002234939685013   整理番号：20A1026606

Zea mays(トウモロコシ)における創傷誘発局所および全身オキシリピンおよびホルモン署名に対するLOX10,緑色葉揮発性物質およびJAの相対的寄与【JST・京大機械翻訳】

Relative contribution of LOX10, green leaf volatiles and JA to wound-induced local and systemic oxylipin and hormone signature in Zea mays (maize)

著者 (7件)： He Yongming (Jiangxi Key Laboratory of Crop Physiology, Ecology and Genetic Breeding, Ministry of Education, Jiangxi Agricultural University, Nanchang, 330045, China) ,  He Yongming (Department of Plant Pathology and Microbiology, Texas A&M University, College Station, TX, 77843, USA) ,  Borrego Eli J. (Department of Plant Pathology and Microbiology, Texas A&M University, College Station, TX, 77843, USA) ,  Borrego Eli J. (Thomas H. Gosnell School of Life Sciences, Rochester Institute of Technology, Rochester, NY, 14623, USA) ,  Gorman Zachary (Department of Plant Pathology and Microbiology, Texas A&M University, College Station, TX, 77843, USA) ,  Huang Pei-Cheng (Department of Plant Pathology and Microbiology, Texas A&M University, College Station, TX, 77843, USA) ,  Kolomiets Michael V. (Department of Plant Pathology and Microbiology, Texas A&M University, College Station, TX, 77843, USA)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 174  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緑色葉揮発物(GLV)とジャスモン酸(JAs)は,創傷関連防御を調節する脂肪酸由来オキシリピンシグナルの最も特性化されたグループである。防御シグナルのこれら2つの主要なグループを超えて,植物は創傷に応答してオキシリピンの配列を作り,それは強力なシグナル伝達および/または殺虫活性を有する。本研究において,トウモロコシ(Zea mays)の局所及び全身組織における創傷誘導全身シグナル伝達及びオキシリピンの関連調節に対するJAs及びGLVの相対的寄与を評価した。これに対して,著者らは,それぞれ,GLVおよびJA欠損突然変異体,loxx10単一およびopr7opr8二重突然変異体を利用し,未処理の葉および根におけるオキシリピン,および局所的に損傷および全身の葉においてオキシリピンをプロファイリングした。双子葉における研究と対照的に,JAsの全身誘導はトウモロコシにおいて観察されなかった。代わりに,JA前駆体,12-OPDA,および13-リポキシゲナーゼ(LOXs)から誘導されたケトールおよびC_12/13オキソ酸は,局所的に損傷された葉および全身性の傷のない葉の両方で優先的に誘導された。水酸化物とケトンを含むいくつかの9-LOX由来オキシリピン(9-オキシリピン)も局所的に誘導された。JAとJA-イソロイシン(JA-Ile)は0.5時間以内に急速に誘導され,創傷後4時間で局所組織の2番目の増加が続いた。GLV欠損loxx10突然変異体は,ほとんどの13-オキシリピンのレベルの低下を示し,いくつかの9-オキシリピンとa-ジオキシゲナーゼ(DOX)生成物,2-HOD.lox10変異体のレベルはC_6揮発物とそれらのC_12対応物を完全に欠き,C_5揮発物とそれらのC_13オキソ酸対応物で大きく減少した。したがって,GLV合成のための基質を提供する唯一のLOXイソ型に加えて,LOX10は,C_5揮発分を含む13-オキシリピン生成物の配列を生成するいくつかのLOX分枝に基質を供給する主要な13-LOXである。興味深いことに,創傷後0.5~2時間における急速なJAおよびJA-Ileの増加はLOX10変異によりわずかに影響されたが,有意に低下したレベルは創傷後4時間で観察された。GLVがJA生合成を活性化するという以前の知見と組み合わせて,これらの結果はLOX10由来基質および/またはGLVの両方が創傷に近いJA合成の大きな第二相に関与していることを示唆する。opr7opr8変異体の分析は,創傷誘導オキシリピン応答がJAシグナリングにより正に調節されることを明らかにした。SAの局所的および全身的蓄積は,2つの突然変異体で変化しなかった。まとめると,著者らの結果は,創傷および全身の葉において強く誘導されたオキシリピンのサブセットを同定したが,昆虫防御に対するそれらの影響は明らかになっていない。JAsの全身誘導の欠如は,研究された双子葉とトウモロコシにおける全身性創傷反応の間の実質的な違いを示す。著者らの結果は,GLV欠損およびloxx10変異体におけるJAの減少が,唯一のJA欠損opr7opr8二重変異体と比較して創傷誘導局所および全身組織オキシリピン応答に対してより大きな影響を有することを示している。これはGLVまたは他のLOX10由来の産物が全体的な基礎および創傷誘導オキシリピン応答に大きく寄与することを示唆する。創傷応答および防御におけるGLVおよび/またはJA依存性オキシリピンの特異的役割は,オキシリピン欠損変異体の複数の順序の組み合わせによりさらに研究されていない。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生合成 ,  エステル ,  基質 ,  殺虫作用 ,  *ホルモン ,  *揮発分 ,  昆虫類 ,  リポキシゲナーゼ ,  前駆体 ,  細胞情報伝達 ,  ヒドロキシケトン ,  ジオキシゲナーゼ ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケト酸

著者キーワード (8件)： Zea mays ,  イネ科 ,  トウモロコシ ,  創傷反応 ,  オキシリピン ,  緑葉揮発分 ,  ジャスモン酸エステル ,  全身シグナル伝達

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (2件)： ジャスモン酸 ,  オキシリピン

タイトルに関連する用語 (10件)： トウモロコシ ,  創傷 ,  誘発 ,  全身 ,  オキシリピン ,  ホルモン ,  署名 ,  緑色 ,  葉 ,  揮発性物質