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J-GLOBAL ID：202002234979856067   整理番号：20A1273178

ロドプシンと光遺伝学の生物物理学【JST・京大機械翻訳】

Biophysics of rhodopsins and optogenetics

著者 (1件)： Kandori Hideki (Nagoya Institute of Technology, Nagoya, Japan)
資料名： Biophysical Reviews  (Biophysical Reviews)
巻： 12  号： 2  ページ： 355-361  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4110A  ISSN： 1867-2469  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロドプシンは光受容性蛋白質であり,光遺伝学における重要なツールである。ロドプシンは本来,視覚のための赤色色素と命名されているが,ロドプシンの現代の意味は,動物および微生物において網膜発色団を含む光活性蛋白質を含んでいる。動物および微生物ロドプシンはそれぞれ11-cisおよびall-trans網膜を有する。それらの動物及び微生物ロドプシン(7膜貫通αヘリックス)環境と結合した補因子として,11-cis及びall-transレチナールはそれらの機能サイクルの一部として全トランス及び13-cisレチナール型への光異性化を受ける。動物ロドプシンはG蛋白質共役受容体であるが,微生物ロドプシンの機能は高度に分岐している。多くの微生物ロドプシンは,受動的または能動的にイオンを輸送することができる。これらの光ゲートチャネルまたは光駆動ポンプは,光遺伝学の新興分野における神経励起とサイレンシングをそれぞれ効果化するための主要なツールを代表する。本論文では,ロドプシンの生物物理学と光遺伝学へのそれらの関係をレビューする。歴史が証明されているので,微生物ロドプシンの分子機構を理解することは,将来の光遺伝学ツールとしての合理的な開発のための必要条件である。Copyright International Union for Pure and Applied Biophysics (IUPAB) and Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン ,  視覚 ,  網膜 ,  励起 ,  微生物 ,  動物 ,  光異性化 ,  *ロドプシン ,  発色団 ,  補因子 ,  脂環式化合物 ,  ビタミンA ,  不飽和アルデヒド ,  ポリエン
準シソーラス用語： αヘリックス ,  分子機構 ,  光活性化 ,  *光遺伝学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 微生物ロドプシン ,  網膜 ,  異性化 ,  ポンプ ,  チャネル ,  光サイクル

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  ビタミンA  (EB07020A)

物質索引 (1件)： レチナール

タイトルに関連する用語 (3件)： ロドプシン ,  光遺伝学 ,  生物物理学