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J-GLOBAL ID:202002235091250033   整理番号:20A1063072

看護ケアを要する高齢者における食欲と栄養状態に対する嗅覚機能の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of Olfactory Function on Appetite and Nutritional Status in the Elderly Requiring Nursing Care
著者 (7件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 398-403  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4636A  ISSN: 1760-4788  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:食欲と栄養状態との関連を明らかにするために,看護ケアを必要とする高齢者における嗅覚機能を調査すること。設定:介護を必要とする高齢者に対する施設。参加者は,看護ケアを必要とする158人の高齢者と看護ケアを必要としない37人の高齢者であった。測定:実験:嗅覚機能とそれに関連する因子(認知機能,食欲,および栄養状態)を,看護ケアを必要とする高齢者と年齢を考慮した共分散分析を用いた看護ケアを必要としない被験者との間で比較した。評価のために,OSIT-Jを嗅覚機能,認知機能に対するHDS-R,食欲に対するCNAQ,および栄養状態に対するBMIに対して使用した。実験II:被験者は実験Iで看護ケアを必要とする同じ高齢者であり,OSIT-J,HDS-R,CNAQ,BMIに加えて食物摂取量を調査した。単変量線形回帰分析を,応答変数としてOSIT-J,説明変数として年齢,HDS-R,CNAQ,BMI,および食物摂取量を用いて行った。結果:実験1:共分散分析において,OSIT-Jスコアは看護ケアを必要としない高齢者よりも看護ケアを必要とする高齢者において有意に低かった(p<0.01)。平均スコアは両群で8またはそれ以下であり,両群でより低い嗅覚機能を示した。嗅覚機能と関連する可能性のある因子に関しては,有意差がHDS-R(p<0.01)において認められ,看護ケアを必要とする高齢者において有意に低い認知機能を確認した。CNAQまたはBMIに有意差は認められなかった。実験II:単変量線形回帰分析において,OSIT-Jとの関連が年齢とHDS-Rに対して認められた。年齢は逆相関し,HDS-Rは正の相関を示した。看護を必要とする高齢者におけるより低い嗅覚機能に関連する因子は,年齢と認知機能であったが,食欲,栄養状態,および食物摂取は関連していなかった。結論:看護ケアを必要とする高齢者における嗅覚機能は,看護ケアを必要としない被験者における嗅覚機能より劣っており,加齢および認知低下は,より低い嗅覚機能と関連していることを示唆している。さらに,看護ケアを必要とする高齢者において,食欲,栄養状態,または食物摂取との低い嗅覚機能の関連は認められなかった。Copyright Serdi and Springer-Verlag International SAS, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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老人医学  ,  神経系の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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