抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:内視鏡下治療と外科開腹手術による≦3cm胃腸間質腫瘍(GIST)の治療効果差異を比較する。方法;当病院の2015年8月から2018年12月までに治療した65例の≦3cmGIST患者の臨床資料を回顧性分析し、その手術方法に基づき、内視鏡下粘膜剥離術(ESD)治療群(ESD群、34例)及び開腹手術群(開腹群、31例)に分けた。両群の手術関連指標、術後回復状況及び周術期合併症の発生状況の差異を記録し、両群の入院時及び術朝不確定感[中文版Mishel疾病不確定感尺度(MUIS)]、焦慮情緒[ベック焦慮尺度(BAI)]を比較した。術前と術後1dの免疫機能(補体C3、C4)の差異。結果:2群間の腫瘍完全切除率に有意差はなく(P>0.05)、ESD群の手術時間、術中出血量、術後肛門排気時間、術後摂食時間、術後入院時間は開腹群より少なかった(P<0.05)。両群の術中に穿孔などの合併症が見られず、ESD群の術後合併症の総発生率は開腹群より低かった(P<0.05)。手術朝の両群のMUIS、BAI採点はすべて入院時より高く(P<0.05)、開腹群はESD群より高かった(P<0.05)。術後1日目の両群の血清補体C3、C4水の平均は術前より低下し(P<0.05)、開腹群はESD群より低かった(P<0.05)。結論:ESD術及び開腹手術≦3cmGISTはいずれも高い腫瘍完全切除率が得られるが、ESD術は低侵襲、回復が早い、術後の合併症が少ないなどのメリットがあり、患者の術前負性情緒を下げるのに有利である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】