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J-GLOBAL ID:202002235294182554   整理番号:20A2780683

プラスチックフォームドカーボン電極を用いたニッケルイオンのアノーディックストリッピングボルタンメトリー

Anodic Stripping Voltammetry of Nickel Ion Using a Rotating Plastic Formed Carbon Electrode
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号: 10.11  ページ: 585-592(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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プラスチックフォームドカーボン(PFC)を作用電極とする三電極システムを用いて,アノーディックストリッピングボルタンメトリー(ASV)によるNi(II) の定量分析を試みた.PFC電極を2500 rpmで回転させながら0.01 mol L-1 NaSCNを含む0.1 mol L-1 KCl水溶液中でASVを行ったところ,0.5~10 μmol L-1の範囲でNiの再酸化に起因するピーク電流(Ip)はNi(II) 濃度に比例し,定量下限は1.7 μmol L-1であった.一方,NaSCNのかわりに1 μmol L-1 Bi(III) を0.1 mol L-1 KCl水溶液に添加して同様にASVを行ったところ,Ipが約2倍上昇した.電着電位,電着時間,回転速度及び掃引速度がIpに及ぼす影響を調査し,それぞれ-1.6 V, 900 s, 2500 rpm及び200 mV s-1が最適であると判断した.これらの条件下で10~100 nmol L-1 Ni(II) の濃度範囲でASVを繰返し3回測定したところ,IpはNi(II) 濃度に比例し,相関係数はR2=0.9922であった.また,10, 25, 50あるいは100 nmol L-1 Ni(II) で得られた相対標準偏差は,それぞれ38.1, 5.7, 3.4あるいは6.1% であった.定量下限は26 nmol L-1であり,水道水質基準に対して10倍の感度でNi(II) を定量できる条件を明らかにした.(著者抄録)
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無機物質中の元素の電気分析  ,  電気化学一般 
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