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J-GLOBAL ID：202002235313564710   整理番号：20A1190375

結晶中および溶液状態における適応水素結合立体配座を有するボラシロキサンシラノールのジピリン錯体【JST・京大機械翻訳】

Dipyrrin Complexes of Borasiloxane Silanols with Adaptive Hydrogen-Bonded Conformations in the Crystal and in Solution States

著者 (3件)： Morisue Mitsuhiko (Faculty of Molecular Chemistry and Engineering, Kyoto Institute of Technology, Matsugasaki, Sakyo-ku, 606-8585, Kyoto, Japan) ,  Kusukawa Takahiro (Faculty of Molecular Chemistry and Engineering, Kyoto Institute of Technology, Matsugasaki, Sakyo-ku, 606-8585, Kyoto, Japan) ,  Watase Seiji (Osaka Research Institute of Industrial Science and Technology, 1-6-50, Morinomiya, Joto-ku, 536-8553, Osaka, Japan)
資料名： European Journal of Inorganic Chemistry  (European Journal of Inorganic Chemistry)
巻： 2020  号： 19  ページ： 1885-1893  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0264C  ISSN： 1434-1948  CODEN： EJICFO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： BODIPY-シロキサン分子ハイブリッドの新しいファミリーとして,ボリジシロキサンジシラノール1とボリシロキサンシラノール2のジピリン錯体を合成した。化合物1は単結晶において四重水素結合を通して自己相補的二量体を形成したが,溶液中で分子内水素結合を有する単量体型を採用した。したがって,水素結合立体配座は結晶性および溶液状態において適応性があった。ボラシロキサンシラノール2をメチルボロネートエステルとして単離し,結晶及び溶液状態において立体配座適応挙動を示した。ボリシロキサン結合の柔軟性とシラノールの優れた水素結合能のようなボリシロキサンシラノールの特徴は,固体状態と溶液状態の間の分子内及び分子間水素結合立体配座を適応的に平衡させる。結晶中及び溶液中でのこれらのジピリン錯体の適応水素結合立体配座を有効モル濃度(EM)の文脈で合理的に解釈した:分子内相互作用のエントロピー的利点は溶液中の水素結合立体配座を支配する。しかし,EMを超える濃度と分子間多重水素結合立体配座が支配的になると,エントロピーの利点はもはや残らない。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エントロピー ,  *水素結合 ,  単結晶 ,  *立体配座 ,  単量体 ,  結晶度 ,  多重化 ,  柔軟性 ,  二量体 ,  分子内相互作用 ,  *シラノール ,  *シロキサン ,  固相 ,  分子内水素結合 ,  分子間水素結合

著者キーワード (5件)： ボラシロキサン類 ,  シラノール ,  水素結合 ,  有効モル性 ,  構造解明

分類 (5件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q) ,  少糖類  (CF10053Y) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  有機けい素化合物  (CF08030C) ,  芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体  (CF05200S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 結晶 ,  溶液 ,  適応 ,  水素結合 ,  立体配座 ,  ジピリン ,  錯体