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J-GLOBAL ID:202002235410297496   整理番号:20A1021956

メチルイミダゾラート錯体における強いプロトン共有水素結合:マトリックス分離赤外分光法とab initio計算からの証拠【JST・京大機械翻訳】

Strong proton-shared hydrogen bonding in a methyl imidazoleHCl complex: evidence from matrix isolation infrared spectroscopy and ab initio computations
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資料名:
巻: 44  号: 17  ページ: 7116-7128  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メチルイミダゾール(M-Imid)HCl(1:1:1:1:1:1:11)錯体をマトリックス単離赤外分光法とab initio計算を用いて研究した。aug-cc-pVDZ基底関数系によるMP2レベルの理論を用いた計算は,3つの錯体を予測した。そこでは,大域的最小値は,約12kcal/molの結合エネルギー(錯体A)と強い水素結合NHCl相互作用を有していた。第1の局所極小はHπ相互作用(錯体B)を有し,第2の局所極小(錯体C)は水素,ハロゲン及びピニコゲン結合(窒素原子との結合)相互作用により安定化された。3つの錯体のうち,水素結合錯体Aのみが実験的に重要である。実験は,低温~12KでN_2マトリックス中でM-ImidとHClを別々に共蒸着することにより行った。低温マトリックスのアニーリングはM-Imid-HCl錯体Aの形成を促進し,続いて赤外分光法を用いて調べた。実験的に,N_2マトリックスに対して~1720cm-1の振動シフトが観測されたが,高調波周波数計算は強い水素結合錯体AのH-Cl伸縮領域において1063cm-1のシフトを示した。計算における非調和性の包含は,H-Cl伸縮振動数をさらに1650cm-1まで減少させ,それは実験値にほぼ近かった。プロトン供与体の伸縮振動数のこの大きな実験的赤方偏移から,プロトン共有水素結合が実験的にM-Imid-HCl系で促進されることを推論した。分子中の原子,エネルギー分解および自然結合軌道解析を用いて,この強いプロトン共有水素結合の一意性を,従来の水素結合に関して確立した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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分子化合物  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  分子の電子構造 

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