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J-GLOBAL ID:202002235445968777   整理番号:20A1235294

水田用の水利農業貯水池と灌漑水路の最適接続的利用(事例研究 イランのTajan灌漑網)

Optimal conjunctive use of aqua-agriculture reservoir and irrigation canal for paddy fields (case study: Tajan irrigation network, Iran)
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 499-514  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1595A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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水利農業貯水池は特に水不足条件下で水田への水供給用の主要な源の一つとして使用されている。本検討では潅漑水路からの取水を最小化しつつ雨水からの獲得を最大にするために,潅漑水路と水利農業貯水池の接続利用向けのシミュレーション-最適化モデルを開発した。シミュレーションと最適化プロセスをそれぞれ水収支に基づき遺伝的アルゴリズムを用いて実施した。イラン北部のJuybarにあるZarrin-Kola水利農業貯水池に関してこのモデルを乾燥(2014年),正常(2013年)および湿潤(2012年)において検証した。結果によると湿潤,正常および乾燥年において貯水池上流における降水量の37.4,29.9および12.1%がそれぞれ流出として変化した。その結果湿潤と正常な年における貯水池からの越流量は貯水池最大容量よりそれぞれ0.45と0.13倍大きいことが分かった。したがって灌漑水路からの取水量を減らすべきであり,貯水池の容量は湿潤年において越流水と同様に増加しえるであろう。栽培圃場の面積を増加させるか,または二期作が水の最適利用のための他の管理実践と考えられる。しかし乾燥年には不足灌漑があり,水路からの取水は総水需要を満たすことができなかった。考察したシナリオの結果によると,干ばつ条件下では不足灌漑か栽培面積を減らすことが効果的な管理方式であると結論づけることができる。もし不足灌漑が実施されなければ(すなわち完全灌漑),貯水池によって灌漑される栽培圃場の面積は620から424haに減少することになるであろう。Copyright The International Society of Paddy and Water Environment Engineering 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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農業土木 

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