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J-GLOBAL ID:202002235487048227   整理番号:20A0476139

定量的プロテオミクスアプローチを用いたFasciola hepaticaと宿主腸細胞の新たに排出された幼生間の初期宿主-寄生体相互作用を研究するためのin vitroモデルのセットアップ【JST・京大機械翻訳】

Set up of an in vitro model to study early host-parasite interactions between newly excysted juveniles of Fasciola hepatica and host intestinal cells using a quantitative proteomics approach
著者 (7件):
資料名:
巻: 278  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1194A  ISSN: 0304-4017  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Fasciolaは,動物生産における有意な経済的損失と低所得国におけるヒト公衆衛生問題を引き起こす世界的分布の寄生虫症である筋膜症の原因物質である。宿主はメタセルカリアを運ぶ水生植物の摂取により感染する。一旦摂取されると,若年性寄生虫は小腸において嚢胞を発生させ,それを交差させた後に,それらは胆汁管におけるそれらの決定的な位置に寄生虫を誘導する複雑な移動経路に従う。感染の進行における重要なイベントであるにもかかわらず,感染の初期段階における寄生虫と宿主の間のクロストーク関係に関する利用可能なデータは少ない。本研究の目的は,寄生虫と宿主の両方で生じるプロテオミック変化を,新規in vitroモデルの開発を通して特性化することであり,F.heparcaと宿主の腸上皮からの新たに排出された稚魚(NEJ)間のコミュニケーションの分子経路を解明することである。これに対し,F.heparca metacercariaeのin vitro実験を行い,NEJを得た。さらに,培養におけるマウス初代小腸上皮細胞(MPSIEC)の増殖と増殖の最適条件を微調整した。消化性および体細胞寄生虫抗原(NEJ-TegおよびNEJ-Som)ならびに宿主細胞蛋白質溶解物(MPSIEC-Lys)を,NEJとMPSIECの24時間の共培養の前後に得た。相対的及び絶対的定量(iTRAQ)に基づく戦略に対して等圧タグを用いて,NEJ-Teg及びNEJ-Som抽出物においてそれぞれ191及び62のアップレギュレーションを検出し,112及び57のダウンレギュレーション蛋白質を検出した。同様に,MPSIEC-Lys抽出物中の87のアップレギュレーションおよび73のダウンレギュレーション蛋白質を同定した。これらの蛋白質が関与する生物学的過程を考慮すると,宿主腸上皮細胞接着,免疫及びアポトーシス経路の操作と同様に寄生虫発生,侵入及び回避に関連する興味ある機構が宿主寄生虫界面で起こると推定された。これらのプロセスのさらなる理解は,将来,筋膜症に対する有望な治療標的を構成することができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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