抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ピップ音と呼ぶ周波数選択性のある刺激音を用いて,20代の成人を対象とした高周波音に対する聴性脳幹反応(ABR)による閾値測定,及び心理音響測定による閾値との比較を報告。
・高周波ピップ音に対するABRの測定及び心理音響閾値の測定の方法を解説し,測定されたABR波形の一例を示すと共に同じ刺激信号を用いて測定した心理音響閾値と比較して説明。
・覚醒時と睡眠時に音刺激を行わずに背景脳波を測定して2000回の加算平均した結果,睡眠時の方が背景脳波が10~20dB小さくABRの測定に適していることが判明。
・背景脳波を含めたノイズを十分低減できれば,ABR測定による閾値は心理音響閾値に同等になることが判明。