抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,標的型攻撃による機密情報の窃取,サービス妨害攻撃によるサービスの停止など,情報セキュリティ上の新たな脅威による被害が増大している。これらの脅威に対応するため,セキュリティベンダーから最先端の様々なセキュリティ対策技術や製品が発表されている。三菱電機インフォメーションネットワーク(株)(MIND)では,顧客に最適なセキュリティ環境の構築,24時間365日の運用監視,セキュリティ診断など,ネットワークセキュリティの導入検討,設計,構築から運用まで一貫したサービスを提供している。新たな脅威に対抗する技術をサービスに組み込むためには,既存の運用システムとの整合性や顧客に対する適切な情報提供が課題になる。MINDでは,これらの課題を解決するSOC(Security Operation Center)運用基盤を開発した。SOC運用基盤は,開発プラットフォームとしてクラウド/オンプレミス上のシステムとの連携インタフェースや,ITSM(IT Service Management)ベースの管理・運用機能を持つServiceNowを採用し,セキュリティ運用サービスに必要な次の機能を提供する。(1)ポータル/メールによる顧客・運用担当者間の情報連携。(2)セキュリティ関連機器からの情報収集と管理。(3)分析ツールとの連携。(4)クラウド/オンプレミス上の関連システムとの連携。(5)運用業務の自動化を支援するワークフロー管理。(著者抄録)