文献

J-GLOBAL ID：202002235804149196   整理番号：20A2043475

片側喉頭咽頭痙攣(HeLPS):新しい臨床的実体の定義【JST・京大機械翻訳】

Hemi-laryngopharyngeal Spasm (HeLPS): Defining a New Clinical Entity

著者 (3件)： Hu Amanda (Department of Surgery, Division of Otolaryngology - Head & Neck Surgery, University of British Columbia, Vancouver, BC, Canada) ,  Morrison Murray (Department of Surgery, Division of Otolaryngology - Head & Neck Surgery, University of British Columbia, Vancouver, BC, Canada) ,  Honey Christopher R. (Department of Surgery, Division of Neurosurgery, University of British Columbia, Vancouver, BC, Canada)
資料名： Annals of Otology, Rhinology & Laryngology  (Annals of Otology, Rhinology & Laryngology)
巻： 129  号： 9  ページ： 849-855  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0662B  ISSN： 0003-4894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:Hemi-喉頭咽頭攣縮(HeLPS)は,小脳橋角における迷走神経の血管圧迫による間欠的喉頭咽頭攣縮および咳の原因として神経外科文献において最近記述されている。この症候群に対する診断基準を提示する。方法:HeLPSの6人の患者と,この状態と誤診した3人の患者の後ろ向きチャートレビューを示した。すべての患者は,2013年7月から2017年7月までの3次治療学術センターで診断され,治療された。結果:HeLPS患者は5つの定義特性を有した。1)すべての患者は,エピソード性喉頭咽頭攣縮と咳の症状があった。患者はエピソードの間に無症候性であり,音声療法と逆流管理に難治性であった。2)喉頭鏡検査は,6人の患者中2人で同側声帯の過活動的収縮を示した。他の種間異常は見られなかった。3)ボツリヌス毒素A注射は,影響を受けた同側側における甲状腺様筋への注射が喉頭咽頭痙攣を減少させた。対側甲状腺様筋におけるボツリヌス毒素注射は喉頭咽頭攣縮を改善しなかった。4)磁気共鳴映像法は,後部下小脳動脈による迷走神経小根の同側神経血管圧迫を明らかにした。5)同側迷走神経の微小血管減圧(MVD)手術は,すべての症状を解消した(追跡調査2~4年)。結論:半喉頭咽頭攣縮(HeLPS)の診断基準を提案した。この新規臨床実体の耳鼻咽喉学認識は,外科的治療につながり,誤診に関連する不必要な治療を回避する可能性がある。エビデンスのレベル:4;Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血管 ,  *咽頭 ,  甲状腺 ,  *喉頭 ,  迷走神経 ,  減圧 ,  逆流 ,  声帯 ,  大脳動脈 ,  ボツリヌス毒素 ,  NMRイメージング ,  小脳橋角 ,  脳神経外科 ,  喉頭鏡検査
準シソーラス用語： 微小血管 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 片側咽喉頭痙攣 ,  喉頭痙攣 ,  迷走神経 ,  神経血管葛藤 ,  微小血管減圧術 ,  誘導性喉頭閉塞

分類 (1件)： 耳・鼻・咽頭・喉頭の腫よう  (GQ04000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 喉頭 ,  咽頭痙攣 ,  臨床 ,  定義