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J-GLOBAL ID:202002235819680397   整理番号:20A1209232

短期高脂肪食摂取は,前凝固状態の誘導を介してコンカナバリンA誘発性肝損傷の悪化を導く【JST・京大機械翻訳】

Short-term high-fat diet intake leads to exacerbation of concanavalin A-induced liver injury through the induction of procoagulation state
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3090A  ISSN: 2405-5808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肥満および高脂肪食(HFD)は,炎症性および凝固前状態を引き起こすことが知られており,血栓塞栓症の発症リスクになることが示唆されている。非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は通常肥満およびHFDと関連し,NAFLDの一部は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に進行することが知られており,その病因は完全には解明されていない。本研究では,HFD自身がNASHへの発症リスクであるという観点から,炎症,凝固,代謝,細胞ストレスに関連する分子の肝発現に対する短期HFDの影響を調べた。短期(4日から14日)HFD給餌マウスの分析では,HFDがIFN-γ,TNF-α,IL-10,単球走化性蛋白質-1(MCP-1),組織因子(TF),プラスミノーゲン活性化因子阻害剤-1(PAI-1)mRNA,およびフィブリン/フィブリノーゲン沈着を肝臓組織で増加させることを見出した。そして,HFD摂取により誘導された代謝変化および小胞体(ER)ストレスは,この炎症性および前凝固状態と関連していることが示唆された。これらのHFD給餌マウスにコンカナバリンA(ConA)を投与したとき,肝臓障害の程度はHFD給餌マウスにおいて劇的に悪化した。ConA投与,HFD給餌マウス(4日間)へのヘパリン処理は,肝臓障害の程度を大いに改善した。これらは,HFD摂取の短期さえも,肝臓において炎症誘発性および前凝固状態を誘導し,それにより循環炎症性刺激に対する肝臓の感受性を増加させることを示唆する。著者らは,それがNASH病因の一部を説明する可能性があると考える。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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