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J-GLOBAL ID：202002235841448561   整理番号：20A2154105

AV瘻の予防的結紮は腎移植後の高出力心不全を予防する【JST・京大機械翻訳】

Prophylactic Ligature of AV Fistula Prevents High Output Heart Failure after Kidney Transplantation

著者 (6件)： Hetz Patrick (Department of Internal Medicine IV - Nephrology and Hypertension, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Pirklbauer Markus (Department of Internal Medicine IV - Nephrology and Hypertension, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Mueller Silvana (Department of Internal Medicine III - Cardiology and Angiology, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Posch Lydia (Department for Surgery, University Hospital for Vascular Surgery, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Gummerer Maria (Department for Surgery, University Hospital for Vascular Surgery, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Tiefenthaler Martin (Department of Internal Medicine IV - Nephrology and Hypertension, Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria)
資料名： American Journal of Nephrology  (American Journal of Nephrology)
巻： 51  号： 7  ページ： 511-519  発行年： 2020年 
JST資料番号： W6304A  ISSN： 0250-8095  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:動脈静脈(AV)瘻は血液透析依存性末期腎疾患患者における安全で長期血管アクセスを確実にするための金標準と考えられている。しかしながら,以前の研究は,高流動AV瘻が移植後の設定で付加的な心血管負荷を加え,この集団における頻繁な瘻閉鎖を生じることを示す。現在,安定腎機能を有する移植後患者における高流量瘻の管理に関するコンセンサスはない。本ランダム化比較試験は,高出力心不全に対する予防的AV瘻閉鎖の効果を調べる。【方法】安定した移植片機能を有する28人の腎臓移植患者,既存の重度の心不全の不在,および少なくとも1,500mL/分の上腕動脈流量を,それぞれ,介入および対照群に1:1の比率で募集し,ランダム化した。介入群は即時瘻結紮を受けた。対照群内の患者は,主要な研究エンドポイントが高出力心不全に達した場合のみ瘻結紮に紹介された。後者を少なくとも1つの臨床徴候(すなわち,NYHAスコアの悪化)と少なくとも2つの心エコーパラメータ:右心房(主)>53mm,右心房(minor)>44mm,下大静脈≧21mm,右肺動脈>20mm,TAPSE<16mm,収縮期肺動脈圧>40mmHg,および/または左室偏心指数<1の存在によって定義した。24か月の追跡期間中に,2年間の心エコー検査と同様に,腎機能,NT-proBNPおよび乳酸デヒドロゲナーゼの4分の1の測定を行った。結果:高流量瘻に起因する高出力心不全は,対照患者13名中5名(38.5%)で報告されたが,介入群の患者は,追跡期間中に高出力心不全の臨床および心エコー徴候を示さなかった。このように,高流量瘻の予防的結紮は,著者らの患者集団において高出力心不全を回避した(p=0.013)。しかしながら,対照群の3人の患者は,動脈瘤形成(n=2)とステアール現象(n=1)のため瘻結紮を行わなければならない。NT-proBNPレベル中央値は317ng/L前結紮から結紮後223ng/Lに減少した(p=0.003)。血清クレアチニンレベルは,AV瘻結紮の前後で有意差はなかった(それぞれ1.69対1.60mg/dL,p=0.059)。心エコー所見の改善(例えば,収縮期肺動脈圧の低下)は8人の結紮患者の7人で認められたが,統計的有意性に達しなかった。結論:腎移植後の高流動AV瘻の予防的結紮は,高出力心不全を避けることができ,AV瘻を閉じるより自由なアプローチが正当化される可能性がある。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 流量 ,  静脈 ,  動脈 ,  乳酸デヒドロゲナーゼ ,  *心不全 ,  肺動脈 ,  動脈瘤 ,  *結紮術 ,  *腎臓移植 ,  血液透析 ,  ランダム化比較試験 ,  心エコー法
準シソーラス用語： 肺動脈圧 ,  左心室 ,  腎機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 高流量瘻 ,  瘻結紮 ,  心不全 ,  腎移植

分類 (3件)： 循環系疾患の外科療法  (GJ05030X) ,  泌尿生殖器の疾患  (GM03000L) ,  泌尿生殖器疾患の外科療法  (GM05030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 瘻 ,  予防 ,  結紮 ,  腎移植 ,  高出力 ,  心不全