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J-GLOBAL ID：202002235895797557   整理番号：20A2633053

ドライアイの診断と治療における進歩【JST・京大機械翻訳】

Advances in the diagnosis and treatment of dry eye

著者 (6件)： Kojima Takashi (Department of Ophthalmology, Keio University School of Medicine, Japan) ,  Dogru Murat (Department of Ophthalmology, Keio University School of Medicine, Japan) ,  Kawashima Motoko (Department of Ophthalmology, Keio University School of Medicine, Japan) ,  Nakamura Shigeru (Department of Ophthalmology, Keio University School of Medicine, Japan) ,  Tsubota Kazuo (Department of Ophthalmology, Keio University School of Medicine, Japan) ,  Tsubota Kazuo (Tsubota Laboratory, Inc., Tokyo, Japan)
資料名： Progress in Retinal and Eye Research  (Progress in Retinal and Eye Research)
巻： 78  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3118A  ISSN： 1350-9462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドライアイのコア機構は涙膜不安定性である。涙膜配向診断(TFOD)は涙膜による涙膜不安定性の原因を明らかにする概念であり,涙膜配向治療(TFOT)はTFODに基づく涙膜層の欠損成分を置き換えることによりドライアイ疾患を治療するための概念である。TFODにおいて,涙膜のフルオレセイン崩壊パターンは重要であり,乾燥眼のサブタイプは崩壊パターンからある程度判断できる。涙膜および視力の動的解析に関連した現在の非侵襲的装置は,ドライアイ,サブタイプ分析,および重症度の程度の診断を可能にした。アジア諸国では,セクレタゴグはTFOTにおける主な治療を代表する。メイボーム腺機能不全は涙崩壊時間に大きく影響する因子であるので,その治療はドライアイ治療戦略においても必須である。新たに発見されたドライアイサブタイプはドライアイの短い分裂時間型(BUT)である。この疾患における唯一の異常所見は短いBUTであり,眼神経因性疼痛と眼歪との関係を示唆する。最近,多くの研究からのデータが蓄積され,ドライアイが生活習慣病であることを示した。ドライアイの治療に加えて,日常習慣,食事,運動および睡眠などの介入により発症を防ぐことが可能である。酸化ストレスはドライアイの病理にも関与しており,介入は食事の改善とサプリメントの摂取により行われることが指摘されている。涙膜における分子生物学的所見と臨床所見を結びつけるためには将来の研究が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 視覚 ,  視力 ,  ライフスタイル ,  分子生物学 ,  機能障害 ,  *眼球乾燥症 ,  生活習慣病 ,  病理 ,  治療計画 ,  酸化ストレス ,  動的解析 ,  サプリメント ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 重症度 ,  涙液層 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ドライアイ疾患 ,  涙液膜指向診断 ,  涙液膜指向治療 ,  視覚機能 ,  酸化ストレス ,  ライフスタイル

分類 (1件)： 眼の疾患の薬物療法  (GP05020E)

物質索引 (1件)： フルオレセイン

タイトルに関連する用語 (3件)： ドライアイ ,  診断 ,  治療