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J-GLOBAL ID:202002236039124731   整理番号:20A0750232

空間の明るさ指標としての画像測光による平均輝度の適用性の検討

STUDY ON APPLICABILITY OF MEAN LUMINANCE BY IMAGE PHOTOMETRY AS SPATIAL BRIGHTNESS INDEX
著者 (8件):
資料名:
巻: 84  号: 766  ページ: 1059-1066(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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空間輝度は,ある空間を観測するときに知覚される輝度に対する印象であり,空間の快適さを左右する要因の一つである。現在,日本では空間輝度を推定するための多くの指標があるが,これらの指標の信頼性と適用性はまだあいまいである。本論文では,壁と天井の算術平均輝度の解釈可能性と比較して,空間輝度を推定するための算術平均および幾何平均輝度の適用範囲を明らかにすることを目的とした。主観的な実験は,4種類の照明器具を用いて,一般事務所のモックアップにおいて行った;天井照明,ダウンライト,壁掛け照明,ペンダントライト。全空間の大きさは,幅が12.3m,深さが5.6m,高さが4.0mで,空間の半分が実験条件の1つとして使用された。反射率は天井が85.4%,床が20.7%で,壁の反射率は80%と20.7%の2段階を用意した。算術平均輝度は,各照明器具の条件に対して,6,17,50,100cd/m2から3段階を選択した。被験者は,空間を180または360度の視野で空間を観察し,調整空間としてドーム型/長方形の2つの箱を用意して空間と同じレベルで輝度を調整することにより空間輝度を評価し,オフィス照明としての空間輝度の妥当性を7段階で評価した。ドーム箱調整空間は均一な輝度を有し,長方形箱調整空間は8畳のリビングルームの1/8スケールモデルであり,両方の空間の調整された輝度は強い相関関係を示した。したがって,ドーム箱調整空間の調整輝度を以下の分析に使用した。主な結果は以下の通りである;1)180/360度視野における算術平均輝度は,同一視野上の幾何平均輝度よりも高い説明力を有し,2)壁と天井上の算術平均輝度は,空間輝度推定に対する説明力は算術平均輝度より劣る。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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建築環境一般  ,  光源,照明器具 
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