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J-GLOBAL ID：202002236072738926   整理番号：20A0897244

不動産研究におけるデータ資源 不動産価格情報の現状と課題 日本の競売の事例から

Issues in the Quality and Volume of Information in the Real Estate Markets: A Case of Foreclosure System in Japan

著者 (1件)： 井出多加子 (成蹊大 経済)
資料名： 日本不動産学会誌  (Japanese Journal of Real Estate Sciences)
巻： 33  号： 4  ページ： 64-68  発行年： 2020年03月27日 
JST資料番号： L0085A  ISSN： 0911-3576  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 不動産の価値は市場での取引量に依存し,適切な情報は取引のリスクを減らす可能性がある。参加者の増加に伴うリスクの低下は,市場での価格の上昇に繋がる。日本の差し押さえの場合,法的手続きに起因するリスクが高いため,市場参加者の数は非常に少なかった。一連の法改正により,これらのリスクは低下したが,残りのリスクはまだ20~30%の評価された不動産価格を低下させると推定されている。しかし,インターネットを介して提供される差し押さえ不動産に関する情報量は,通常のものよりはるかに多い。したがって,情報量だけでなく,専門家による相談の質も,リスクの低減や不動産市場での取引促進に重要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *取引 ,  *不動産 ,  *データ ,  リスク ,  情報量 ,  インターネット ,  スペシャリスト ,  市場 ,  事例研究
準シソーラス用語： *価格情報 ,  *競売

分類 (1件)： 土地問題  (RD02020K)

引用文献 (3件)：

• 井出多加子・岩田真一郎・田口輝幸 (2011) 「不動産競売価格と占有権保護」 『住宅土地経済』 第81号。 39-44。
• 高橋考明 (2009) 『不動産情報の経済学: 情報独占の弊害』 CSIS Discussion Paper Np.96
• 福井秀夫 (2018) 『短期賃貸借保護・最低売却価額廃止の法と経済学的分析と競売法制の課題』 日本不動産学会誌/第32巻 第3号、 55-72。

タイトルに関連する用語 (7件)： 不動産 ,  研究 ,  資源 ,  価格 ,  現状 ,  日本 ,  競売