文献
J-GLOBAL ID:202002236141216395   整理番号:20A2286942

ブタ急性下痢症候群コロナウイルス感染中のIPEC-J2細胞のRNA-Seqに基づく全トランスクリプトーム解析【JST・京大機械翻訳】

RNA-Seq-Based Whole Transcriptome Analysis of IPEC-J2 Cells During Swine Acute Diarrhea Syndrome Coronavirus Infection
著者 (23件):
資料名:
巻:ページ: 492  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7103A  ISSN: 2297-1769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ブタ急性下痢症候群コロナウイルス(SADS-CoV)の新しい出現は,中国の s乳ブタにおいて高い死亡率をもたらした。今日まで,SADS-CoV感染中の宿主細胞の転写発現は報告されていない。本研究では,RNA-Seq技術を用いて,SADS-CoV株SADS-CoV-CH-FJWT-2018に感染した腸ブタ上皮細胞(IPEC-J2)の全ゲノム発現プロファイルを調べた。合計24676の遺伝子を同定した:23,677は既知遺伝子であり,999は新規遺伝子であった。感染後6,24,および48時間後のSADS-CoV感染と非感染細胞の間で,合計1897の差次的発現遺伝子(DEG)を同定した。これらのうち,1,260遺伝子はアップレギュレートされ,637はダウンレギュレートされた。遺伝子オントロジー濃縮分析は,6,24および48hpiの試料中のDEGが,それぞれ79,383および233GO項で濃縮され,主に免疫系過程,刺激に対する応答,シグナル伝達およびサイトカイン-サイトカイン受容体相互作用に関与することを明らかにした。1897のDEGを4つの主なカテゴリーに分類した109KEGGオントロジー(KO)経路にマッピングした。KEGG経路で注釈されたDEGの大部分は,免疫系,感染性ウイルス疾患,およびシグナル伝達に関連していた。急性相応答蛋白質であるブタ血清アミロイドA-3蛋白質(SAA3)のmRNAは感染時に有意にアップレギュレートされた。IPEC-J2細胞における過剰発現SAA3はSADS-CoVの複製を劇的に阻害したが,SAA3はウイルス複製を促進した。著者らの知る限り,これはRNA-Seq技術によりSADS-CoVに感染したIPEC-J2細胞の遺伝子発現プロファイルに関する最初の報告である。結果は,SADS-CoV感染が宿主細胞遺伝子発現パターンを有意に修飾し,宿主細胞が免疫応答,シグナルおよびサイトカイン形質導入および抗ウイルス応答を含む高度に特異的な様式で応答することを示した。所見は,SADS-CoV感染におけるIPEC-J2のトランスクリプトームに重要な洞察を提供する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルス感染の生理と病原性  ,  遺伝子発現  ,  ウイルスによる動物の伝染病 
引用文献 (48件):
もっと見る

前のページに戻る