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J-GLOBAL ID:202002236153233639   整理番号:20A1238592

平成28年熊本地震が影響を及ぼした農地の地下部調査

Geophysical Investigation of Farmlands Damaged by the 2016 Kumamoto Earthquakes
著者 (12件):
資料名:
号: 95  ページ: 18-29 (WEB ONLY)  発行年: 2019年03月20日 
JST資料番号: U1955A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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平成28年熊本地震により被害が発生した農地において,地震が農地の地下部に及ぼした影響を調べるため,表面波探査,電気探査,電磁探査の物理探査を実施した。噴砂が発生し,ビニールハウスの支柱が沈下した熊本市の野菜栽培施設では,沈下支柱周辺において表面波探査によるS波速度や電気探査による比抵抗の値が相対的に高く,支柱直下のシルト層に噴砂が混ざった可能性が示唆された。海沿いの干拓地に立地し,噴砂により塩害が生じた玉名市の野菜栽培施設においては,地下水位が高い箇所ほど施設内の比抵抗が低く,塩害リスクの高い箇所を推定できた。漏水が著しくなった阿蘇市の調査水田は外観上の損傷は認められず,田面は概ね均平で土壌中に耕盤が確認されたが,減水深は一般的な水田よりも極めて高い値を示した。湛水試験における電気探査では,湛水後4時間までの比抵抗は,水田の田面内でその変化は小さかった一方,畦畔部で大きく低下した。この結果は,調査した水田の漏水が田面そのものではなく,畦畔部において起こったことを示唆した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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自然災害  ,  農業土木  ,  土の構造と物理的・化学的性質 
引用文献 (17件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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