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J-GLOBAL ID:202002236234686050   整理番号:20A0137704

細胞およびマウス甲状腺疾患モデルにおけるレシオメトリック近赤外蛍光プローブによるセレノシステインの検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of Selenocysteine with a Ratiometric near-Infrared Fluorescent Probe in Cells and in Mice Thyroid Diseases Model
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 1589-1597  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺疾患の病理学的進行はヒトの健康に重大な脅威をもたらす。甲状腺疾患はセレノシステイン(Sec)と密接に関連しているので,Secと甲状腺疾患の間の関係を調査する必要がある。ここでは,細胞およびマウス甲状腺疾患モデルにおけるSecの変動および役割を分析するためにレシオメトリック近赤外蛍光プローブ(Mito-Cy-Sec)を設計し合成した。プローブは,応答部位としてのアクリルアミド,およびミトコンドリア局在化基としての親油性トリフェニルホスホニウムカチオンから成る。Secと5分間反応させた後,プローブMito-Cy-Secは緑色から青色への色変化を伴う明確なレシオメトリック蛍光シグナルを示した。ミトコンドリア局在化におけるMito-Cy-Secの適用性を超解像イメージングにより評価した。Mito-Cy-Secは,ヒト甲状腺上皮/癌細胞系(Nthy-ori-3細胞/BHT101細胞)およびマウス甲状腺疾患(甲状腺炎および甲状腺癌)モデルにおけるSec濃度の変動を検出するために成功裏に適用されている。さらに,著者らのプローブMito-Cy-Secと市販ROSGreen H2O2の両方を用いて,細胞とマウスモデルにおけるH2O2とSecの間の相互関係を調べた。結果は,H2O2とSecの間の関連レベルが,正確に負の相関であることを示した。SecとH2O2の関連レベルは,甲状腺疾患の補助診断のための診断指標として同定される可能性がある。著者らのプローブMito-Cy-Secは甲状腺疾患の診断のための有望な化学ツールとして使用できると仮定した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分光分析  ,  分析試薬  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  生体物質一般 

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