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J-GLOBAL ID:202002236260035187   整理番号:20A0474622

in silicoおよびin vitroでのスタチンとの相互作用の解析【JST・京大機械翻訳】

In-silico and in-vitro analysis of endocan interaction with statins
著者 (4件):
資料名:
巻: 146  ページ: 1087-1099  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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心血管炎症バイオマーカーとして知られているエンドカンは,アテローム性動脈硬化症において上昇することが分かった。しかしながら,マクロファージに対するエンドカンの3D構造と促進効果は不明である。したがって,ヒトエンドカンの三次元構造を予測し,エンドカンに対するスタチンの結合効率を計算し,それらの阻害能を決定した。シンバスタチン(-9.64kcal/mol)の分子ドッキング研究は,結合がCys60,Cys54残基との水素結合及びいくつかの疎水性相互作用により安定化されることを示した。さらに,MDシミュレーションとプルダウン分析結果は,シンバスタチン結合がヒトエンドカンと安定であることを確認した。本研究で得られたin silico結果は,シンバスタチン処理下でのエンドカンの効果を分析することにより,in vitro条件下で検証された。ウェスタンブロット法の結果は,シンバスタチンがLPS処理内皮細胞におけるエンドカン発現を減少させることを示した。さらに,RAW264.7マクロファージにおけるエンドカン処理はNO,ROS産生を刺激し,iNOS,CRP発現を増加させる。しかしながら,エンドカンとシンバスタチン併用療法は,NO,ROS生産とiNOS,CRP活性化を抑制することができた。本研究の結果は,エンドカンがマクロファージにおける血管炎症を誘導できることを示唆する。加えて,結果はシンバスタチンがエンドカンと相互作用し,それにより刺激誘導効果を抑制することを示した。従って,エンドカンはマクロファージを活性化することによりアテローム形成において役割を果たす可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  免疫反応一般 
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