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J-GLOBAL ID：202002236433600872   整理番号：20A1987127

赤色立体地図作成による成果とその活用

著者 (1件)： 西藤清秀 (奈良県橿原考古学研)
資料名： 建築と社会  (Architecture and Society)
巻： 101  号： 9  ページ： 18-19  発行年： 2020年09月01日 
JST資料番号： F0181A  ISSN： 0912-8182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・航空レーザー計測を利用した赤色立体地図作成による成果についての解説。
・赤色立体地図は,一枚の画像で詳細な地形が立体的に表現され,微地形と大地形が同時にわかるのが特徴で,特に微地形の抽出に優れ従来の地形表現手法の欠点を克服。
・赤色立体地図は,コナベ古墳(奈良市),御廟山古墳(堺市),新沢千塚古墳群(橿原市),箸墓古墳(桜井市),高取城址(奈良市)の測量で活用。
・本計測法は,森林地帯や危険地域の遺跡立地・分布・構造,土地区画遺構等の広範囲な微細地形や遺構の検討を可能にし,新たな文化遺産管理を開拓したのが最大の成果。

シソーラス用語： *空中写真測量 ,  *地形 ,  *遺跡 ,  墓地 ,  情報 ,  データ ,  *可視化 ,  古墳 ,  点群データ ,  微地形 ,  航空レーザ測量
準シソーラス用語： 航空レーザ計測 ,  視覚化 ,  地形情報

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (6件)：

• 西藤清秀・藤井紀綱 2010「新時代を迎えた大型古墳測量」『日本文化財科学会第27回大会研究発表要旨集』26-27 日本文化財科学会
• 西藤清秀 2014「箸墓古墳・西殿塚古墳の墳丘の段構成について」『奈良県立橿原考古学研究所 75周年記念論集』41-51、八木書店
• 西藤清秀・藤井紀綱・佐田一徹・本村充保 2015「城郭と赤色立体地図-奈良県高取城を例として」『日本文化財科学会第32回大会研究発表要旨集』104-105 日本文化財科学会・東京学芸大学。
• 末永雅雄 1961『日本の古墳』朝日新聞社
• 藤井紀綱、西藤清秀、千葉達朗 2015「高精度航空測量技術による3次元データの可視化」『考古学と自然科学』第69号 77-94 日本文化財科学会

タイトルに関連する用語 (4件)： 赤色 ,  立体地図 ,  成果 ,  活用