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J-GLOBAL ID：202002236446529364   整理番号：20A2483065

新規メッシュ由来右心室全体縦歪は冠動脈バイパス移植を受けた患者におけるICU転帰を予測する【JST・京大機械翻訳】

Novel mesh-derived right ventricular global longitudinal strain predicts ICU outcomes in patients undergoing coronary artery bypass grafting

著者 (6件)： Keller M. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, University Hospital, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany) ,  Heller T. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, University Hospital, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany) ,  Duerr M. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, University Hospital, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany) ,  Lang T. (Chair of Visual Computing, Department of Computer Science, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany) ,  Rosenberger P. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, University Hospital, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany) ,  Magunia H. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, University Hospital, Eberhard-Karls-University, Tuebingen, Germany)
資料名： Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia  (Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia)
巻： 34  号： S1  ページ： S7-S8  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0009A  ISSN： 1053-0770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 右室(RV)歪分析は,様々な心臓病において予後的に関連することを証明した。しかし,外科的冠動脈血行再建中のRV歪解析による転帰予測に関するデータは限られている。RVに専用の3次元(3D)経食道心エコーに基づく(TEE)法は,心臓機能の確立された測定より有利である。麻酔導入後に適切な3D-TEEが実施された場合,冠動脈バイパス移植術(CABG,n=49)または心肺バイパス無し(オフポンプ冠動脈バイパス移植,OPCAB,n=38)を受けた87人の患者を後向きに登録した。3D-STEソフトウェア(4D RV-Function2.0,Tomtec)を用いた事後オフライン分析を,RVメッシュを生成するために使用した。可視化ツールキット(www.vtk.org)に基づくカスタムメイドソフトウェアアルゴリズムを用いて,メッシュ表面の領域およびRVグローバル縦および円周歪解析を行った。市販の3D-STEソフトウェアパッケージ(4D RV-Function 2.0および4D LV-Analysis,Tomtec)を用いて,LVグローバル縦歪(LV-GLS)と同様に,グローバルRVおよび左室(LV)駆出率(EF)を評価した。”LV-GLS”は,市販の3D-STEソフトウェアパッケージ(4D RV-Function 2.0および4D LV-Analysis,Tomtec)を用いて評価した。長期(>48時間)の術後機械的換気を,一次エンドポイントとして使用した。RV歪分析は,すべての患者(100%)で可能であった。平均RVグローバル縦歪(RV-GLS)と平均RVグローバル円周歪(RV-GCS)は,それぞれ-14.1±4.6%と-15.7±4.7%であった。CABGとOPCAB患者の間で,RV-GLS(-14.3±4.6%対13.8±4.7%,p=0.62)もRV-GCS(-15.9±4.4%対-15.4±5.1%,p=0.60)も有意に異なっていた。単変量回帰モデルにおいて,中隔縦RV株(p<0.01),RV-GLS(p<0.01)およびLVEF(p=0.02)は,術後機械的換気(n=18,21%)の延長と最も強く関連し,一方,円周RV株および自由壁縦歪は予後的に有意ではなかった。RVEF(p=0.04)はRV-GLSよりも劣っており(r=-0.59),LV-GLS(p=0.04)とLVEF(r=-0.77)で同じ関係が観察された。従って,RV-GLSとLVEFのみが多変量回帰モデル(r=0.41)に含まれた。RV-GLSのみが,長期機械的換気の独立した予後因子であった(曲線=0.76で,chi2=12.4,p=0.02,ROC領域)。冠動脈バイパス手術を受ける患者において,経食道3D-STEに由来するメッシュの右心室全体縦歪解析は,右または左室機能の従来のパラメータと比較して短期ICU転帰の予測において優れており,術後合併症のリスクが高い患者の同定に役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アルゴリズム ,  換気 ,  食道 ,  心臓病 ,  プログラムパッケージ ,  ソフトウェア ,  予後 ,  回帰モデル ,  三次元 ,  術後合併症 ,  *冠動脈バイパス ,  心肺バイパス ,  心拍動下冠動脈バイパス ,  左室駆出率
準シソーラス用語： 左心室 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 循環系疾患の外科療法  (GJ05030X)

タイトルに関連する用語 (8件)： メッシュ ,  右心室 ,  縦歪 ,  冠動脈バイパス移植 ,  患者 ,  ICU ,  転帰 ,  予測