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J-GLOBAL ID：202002236512122631   整理番号：20A0663683

湿潤流体における定常メニスカス蒸発をモデル化するためのマルチスケールアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Multiscale approach to model steady meniscus evaporation in a wetting fluid

著者 (5件)： Bellur Kishan (Michigan Technological University, Houghton, Michigan, USA) ,  Medici Ezequiel F. (Michigan Technological University, Houghton, Michigan, USA) ,  Choi Chang Kyoung (Michigan Technological University, Houghton, Michigan, USA) ,  Hermanson James C. (University of Washington, Seattle, Washington, USA) ,  Allen Jeffrey S. (Michigan Technological University, Houghton, Michigan, USA)
資料名： Physical Review Fluids  (Physical Review Fluids)
巻： 5  号： 2  ページ： 024001  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3689A  ISSN： 2469-990X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 濡れメニスカスのような湾曲した液体蒸気界面に沿った蒸発は,科学と工学の多くの分野に対して極めて重要な古典的なマルチスケール問題である。しかし,特に境界条件を任意に調整することなく,すべての長さスケールにわたる局所蒸発フラックスの完全な記述は不足している。定常メニスカスからの蒸発をモデル化する多重スケール法について述べ,境界条件の調整と付加的仮定の必要性を軽減した。メニスカスサブモデルを用いて,バルクメニスカスにおける蒸発流束を計算し,一方,遷移膜サブモデルを用いて,接触線近くでの蒸発の増大を説明した。メニスカスと遷移膜サブモデル間のユニークな結合により,メニスカスに沿った膜と質量流束分布の両方の滑らかな連続性を確実にした。次に,局所物質流束を,表面上の異なる領域からの寄与を調べるために,界面領域上に統合した。このモデルを,国立標準技術研究所(NIST)[[引用文献情報:原文を参照]]で以前に行われた低温中性子相変化試験からのデータで評価した。遷移領域におけるピーク質量流束は頂点におけるフラックスよりも2桁大きいことが分かった。薄膜領域における蒸発の増大にもかかわらず,蒸発の78~95%が大面積のためにバルクメニスカスで起こることが分かった。バルクメニスカスの寄与は蒸気圧とBond数の増加と共に増加するが,基板の熱伝導率の増加と共に減少する。不均一温度境界を用いて,吸着膜が非ゼロ質量流束を持つ可能性があることを示唆した。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 物質流束 ,  蒸気圧 ,  薄膜 ,  境界条件 ,  *蒸発 ,  *メニスカス ,  界面 ,  相転移 ,  熱伝導率 ,  濡れ ,  Bond数 ,  *湿潤 ,  連続性 ,  冷中性子
準シソーラス用語： 接触線 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 相変化を伴う熱伝達  (PA02040V)

引用文献 (1件)：

• K. Bellur et al., Cryogenics 74, 131 (2016)

タイトルに関連する用語 (5件)： 湿潤 ,  流体 ,  メニスカス ,  蒸発 ,  モデル化