文献

J-GLOBAL ID：202002236586603152   整理番号：20A0279982

海馬リプルは徐波睡眠中の後脾抑制ニューロンを調整する【JST・京大機械翻訳】

Hippocampal Ripple Coordinates Retrosplenial Inhibitory Neurons during Slow-Wave Sleep

著者 (5件)： Opalka Ashley N. (Department of Neurobiology and Anatomy, Drexel University College of Medicine, Philadelphia, PA 19129, USA) ,  Huang Wen-qiang (Department of Neurobiology and Anatomy, Drexel University College of Medicine, Philadelphia, PA 19129, USA) ,  Liu Jun (Department of Neurobiology and Anatomy, Drexel University College of Medicine, Philadelphia, PA 19129, USA) ,  Liang Hualou (School of Biomedical Engineering, Drexel University, Philadelphia, PA 19104, USA) ,  Wang Dong V. (Department of Neurobiology and Anatomy, Drexel University College of Medicine, Philadelphia, PA 19129, USA)
資料名： Cell Reports  (Cell Reports)
巻： 30  号： 2  ページ： 432-441.e3  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3124A  ISSN： 2211-1247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海馬と後脾臓皮質(RSC)は記憶形成において不可欠な役割を果たし,重要なことに,リップルとして知られる海馬の振動は新しい記憶の強化にとって重要である。しかしながら,海馬とRSCがどのように伝達し,これらの2つの脳領域間の活性を協調させる際のリップル振動の役割については不明のままである。ここでは,睡眠中の自由行動マウスにおいて背側海馬およびRSCから同時に記録し,RSCが遅いおよび速い振動と関連したプレリップル活性化を示すことを明らかにした。リップル直後に,RSC推定阻害ニューロンの亜集団は発火活性を増加させるが,ほとんどのRSC推定興奮性ニューロンは活性を低下させる。一貫して,この海馬-RSC経路の光遺伝的刺激は,それぞれ,RSC推定阻害および興奮性ニューロンを活性化し,抑制する。これらの結果は,背側海馬が主にRSC阻害ニューロンの直接神経支配を介してRSC活性を阻害することを示唆し,それは学習と記憶機能の支援においてRSCを過剰にする。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *海馬 ,  *ノンレム睡眠 ,  皮質 ,  *ニューロン ,  神経支配 ,  脾臓 ,  遺伝
準シソーラス用語： 興奮性ニューロン ,  背側海馬 ,  脳領域 ,  記憶固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 海馬 ,  後脾皮質 ,  鋭い波のリップル ,  神経振動 ,  記憶強化 ,  記憶形成 ,  徐波睡眠 ,  光遺伝学的刺激 ,  in vivo記録 ,  ニューラルアンサンブル

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 海馬 ,  リプル ,  徐波睡眠 ,  ニューロン