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J-GLOBAL ID：202002236638598524   整理番号：20A0898777

Mn_4CaO_5クラスタによる水分解触媒サイクルにおける電子状態とプロトン状態の電荷分離と逐次再配置 PSIIにおける水分解の機構について【JST・京大機械翻訳】

Charge separation and successive reconfigurations of electronic and protonic states in a water-splitting catalytic cycle with the Mn₄CaO₅ cluster. On the mechanism of water splitting in PSII

著者 (2件)： Yamamoto Kentaro (Fukui Institute for Fundamental Chemistry, Kyoto University, Sakyou-ku, Kyoto 606-8103, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Takatsuka Kazuo
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 22  号： 15  ページ： 7912-7934  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光励起及び衝突誘起基底状態水分裂の基礎的機構に関する多くの洞察が,二核Mnオキソ錯体の系に到達する構築ブロック法に基づく非断熱電子波束動力学研究において蓄積されている。ここでは,四核Mnオキソ錯体Mn_4CaO_5またはMn_3Ca(H2O)_2(OH)_4-OH-Mn(4)(H2O)_2の基底状態水分解触媒サイクルへの研究を拡張し,Mn_3Ca(H_2O)_2(OH)_4をμ-ヒドロキソ架橋により歪んだ立方構造に固定し,末端基Mn(4)(H_2O)_2に結合した。4個の電荷分離ステップが常に末端基Mn~(4)(H2O)_2のみを通して起こり,それによりアクセプタに輸送される4個の電子と4個のプロトンを生成することを,実時間非断熱電子波束動力学の方法を用いて示した。3つの電荷分離段階のそれぞれは,電子とプロトンが空の末端基に再充填されるように歪んだ立方構造からの再負荷過程に従い,次の電荷分離動力学が再開できる。第四電荷分離後,酸素分子が生成した。O_2発生の機構は再負荷の多重チャネルに依存することを強調した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アクセプタ ,  基底状態 ,  *陽子 ,  末端基 ,  *クラスタ ,  オキソ錯体 ,  *電荷分離 ,  *電子状態
準シソーラス用語： 分子状酸素 ,  *水分解 ,  触媒サイクル ,  電子波束 ,  再配列 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (8件)： クラスタ ,  水分解 ,  触媒サイクル ,  電子状態 ,  プロトン ,  電荷分離 ,  再配置 ,  PSII