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J-GLOBAL ID:202002236765712801   整理番号:20A0274198

アテローム性動脈硬化症の効率的治療のためのオリゴマーヒアルロン酸に基づくナノミセルを標的とする新規二重ROS感受性およびCD44受容体【JST・京大機械翻訳】

Novel dual ROS-sensitive and CD44 receptor targeting nanomicelles based on oligomeric hyaluronic acid for the efficient therapy of atherosclerosis
著者 (11件):
資料名:
巻: 232  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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薬物投与の臨床的使用は増加しているが,アテローム性動脈硬化症(AS)治療に対しては,疎水性薬物をplum本効率でカプセル化するナノ粒子の応用は非常に少なかった。本研究では,HASFと名付けた両親媒性担体材料,オリゴマーヒアルロン酸-2′-[プロパン-2,2-diyllbls(チオ)]ジ酢酸-ヒドロキシメチルフェロセン(oHA-TKL-Fc)を標的とする新規二重ROS感受性及びCD44受容体を合成し,1H NMRスペクトルにより特性化した。次に,クルクミン(Cur)とHASFを,自己集合法によりナノミセル(HASF@Curミセル)に結合した。得られたHASF@Curミセルの平均サイズは150.8nmで,ゼータ電位は-35.04mVで,野生型の球状構造と安定性を維持した。重要なことに,HASF@Curミセルは超高い封入効率(約51.41%)を有していた。さらに,in vitro放出研究において,HASF@CurミセルからのCur放出は活性酸素種(ROS)条件において効果的であり,放出速度は過酸化水素(H2O2)の濃度と相互関係していた。更に,蛍光イメージングは,HASF@Curミセルが,oHA受容体仲介エンドサイトーシスを介し,遊離CurよりRaw 264.7細胞に対しより選択的にアクセスできることを示した。MTTアッセイは両親媒性担体材料HASFの安全性を証明した。加えて,in vivoオイルレッドO脂質染色研究の結果は,大動脈の病変領域が,HASF@Curミセルで47.3±3.4%に減少し,Cur群(63.2±2.7%)の病変領域と比較して,HASF@Curミセルが病変面積の減少においてより顕著な効果を有することを示した(*P<0.05)。結果として,ドラッグデリバリーシステムを標的とする新規二重ROS感受性およびCD44受容体は,アテローム性動脈硬化症に対する有望な戦略になるであろう。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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