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J-GLOBAL ID：202002236769964845   整理番号：20A0967188

SARS-CoV-2の進化史,潜在的中間動物宿主および種間分析【JST・京大機械翻訳】

Evolutionary history, potential intermediate animal host, and cross-species analyses of SARS-CoV-2

著者 (7件)： Li Xingguang (Hubei Engineering Research Center of Viral Vector, Wuhan University of Bioengineering, Wuhan, China) ,  Zai Junjie (Immunology Innovation Team, School of Medicine, Ningbo University, Ningbo, China) ,  Zhao Qiang (Precision Cancer Center Airport Center, Tianjin Cancer Hospital Airport Hospital, Tianjin, China) ,  Nie Qing (Department of Microbiology, Weifang Center for Disease Control and Prevention, Weifang, China) ,  Li Yi (Hubei Engineering Research Center of Viral Vector, Wuhan University of Bioengineering, Wuhan, China) ,  Foley Brian T. (HIV Databases, Theoretical Biology and Biophysics Group, Los Alamos National Laboratory, Los Alamos, New Mexico) ,  Chaillon Antoine (Department of Medicine, University of California San Diego, La Jolla, California)
資料名： Journal of Medical Virology  (Journal of Medical Virology)
巻： 92  号： 6  ページ： 602-611  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0726B  ISSN： 0146-6615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国における重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の最近の発生の進化的歴史を調査するために,中国からのウイルス株の合計70のゲノム,および2020年12月24日から2020年2月3日の間のサンプリングデータを分析した。SARS-CoV-2ウイルスの潜在的中間動物宿主を調べるために,コウモリからのウイルスデータセットを再解析し,特にスパイク糖蛋白質遺伝子に注意を払って,コウモリからの代表的SARS関連コロナウイルス分離株を再解析した。著者らは,系統発生,分割ネットワーク,伝達ネットワーク,尤度マッピング,およびゲノムの比較分析を行った。チップ年代測定法を用いたBayes時間スケール系統発生分析に基づいて,著者らはSARS-CoV-2の最も最近の一般的祖先と進化率に対する時間を推定した。それは,1年当たり,それぞれ,2019と1.19~1.31×10~3置換の範囲にあった。著者らの結果は,BetaCoV/bat/雲南/RaTG13/2013ウイルスが,2つのpangolinサンプル(SRR10168377およびSRR10168378)から得られたコロナウイルスよりSARS-CoV-2ウイルスにより類似していることも明らかにした。ヒトSARS-CoV-2ウイルスにおける特異的ペプチド(PRRA)挿入も同定した。これは細胞プロテアーゼによるスパイク蛋白質の蛋白質分解開裂に関与する可能性があり,従って宿主範囲と透過性に影響を及ぼす可能性がある。興味深いことに,pangolinsにより運ばれたコロナウイルスはrrARモチーフを持たなかった。従って,COVID-19の最近の発生に関与するヒトSARS-CoV-2ウイルスは,pリンから直接的には生じなかったと結論した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ネットワーク ,  *動物 ,  ペプチド ,  遺伝子 ,  糖タンパク質 ,  ヒト ,  系統発生 ,  ゲノム ,  ペプチド結合ヒドロラーゼ ,  コウモリ ,  タンパク質分解
準シソーラス用語： コロナウイルス ,  *SARSウイルス ,  系統解析 ,  スパイク蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： COVID-19 ,  異種間伝送 ,  進化速度 ,  潜在的中間動物宿主 ,  SARS-CoV-2 ,  TMRCA

分類 (3件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  ウイルスの生化学  (EG04030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： SARS-CoV-2 ,  進化史 ,  動物 ,  宿主 ,  分析