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J-GLOBAL ID:202002236794935114   整理番号:20A2608060

光化学的挙動に及ぼすリグニン誘導体における凝縮と共役の影響

Influences of condensation and conjugations in lignin derivatives on photo-chemical behaviors
著者 (8件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 179-182(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4468A  ISSN: 1382-3469  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スルファリックリグニン(SL),ジオキサンリグニン(DL),アルカリリグニン(AL),リグノスルホン酸塩(LS)及びリグノフェノール(LP)のような天然リグニン誘導体の光化学挙動をUV分光法及び蛍光分光法を用いて定性的に調べた。すべてのリグニン誘導体を,分離過程を通して生成した構造において,異なる共役度を有する針葉樹(Hinki cypress,Chamaecyparis obtusa)および広葉樹(Birch,Betula maximowicziana)から直接調製した。すべてのリグニン誘導体はUVスペクトルで26~350nmの広い吸収ピークを示したが,広いピークのため共役の影響を推定するのは困難であった。他方,蛍光スペクトルは,木材種による異なる緩和過程およびリグニンの異なる化学構造により,いくつかの肩ピークを有する300nmから600nmまでの異なるピークを示した。さらに,310nmと380nmのTHF中のSLの最も強い蛍光は,複雑な3次元構造に固定された芳香環の比較的平行な立体配座を示した。LSとLPは木材種間で異なるピークを示した。一方,他のリグニンの比較的小さな蛍光は,リグニン高分子鎖にランダムに位置する共役を暗示した。その結果,発光スペクトルにおける異なるピークは,芳香族環の周りの共役の異なるエネルギー準位だけでなく,芳香族共役基の立体配座によって反映されていることが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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木材化学 
引用文献 (18件):
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