文献
J-GLOBAL ID:202002237025583074   整理番号:20A1743201

ロスコビチンはCa_v2.1チャンネル媒介多小胞放出を増強することにより小脳グルタミン酸作動性およびGABA作動性神経伝達を差別的に促進する【JST・京大機械翻訳】

Roscovitine differentially facilitates cerebellar glutamatergic and GABAergic neurotransmission by enhancing Cav2.1 channel-mediated multivesicular release
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 3002-3021  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シナプス小胞エキソサイトーシスは,シナプス前末端の電位依存性カルシウムチャンネルのいくつかのサブタイプを介したCa2+流入により誘導される。著者らは以前に,短い間隔での対パルス刺激が,ラット小脳切片における顆粒細胞(GC)と分子層介在ニューロン(MLIs)の間のグルタミン酸作動性シナプスにおけるCa_v2.1(P/Q型)チャンネル媒介多小胞放出(MVR)を増加させることを報告した。しかし,Ca_v2チャンネルサブタイプが単一軸索末端のMVRに関与する方法はまだ決定されていない。この研究は,この化合物がGC-MLIシナプスでCa_v2.1チャンネルが仲介するMVRを増強することが示されているため,プルキンエ細胞(PC)と接触する各種の小脳シナプスに与えるロコビチンの影響を検討することを目的にした。ロスコビチンのBath適用はGC-MLIシナプスで以前に観察されたように,GC-PCシナプスにおける興奮性シナプス後電流(EPSC)の振幅を大きく増加させたが,PCにおける線維媒介EPSCsの上昇に限界効果を引き起こした。MLI-PCシナプスにおいて,ロコビチンは,マルチ小胞GABA放出の増強により,抑制性シナプス後電流(IPSC)の振幅と減衰時間の両方を増加させた。細胞外Ca2+濃度([Ca2+]_e)が減少すると,ロスコビチンはGC-PC EPSCの増加に有効ではなかった。対照的に,ロスコビチンは,低[Ca2+]_eでMLI-PC IPSCを増強できた。Ca_v2.1チャンネルブロッカーω-アガトキシンIVAは,GC-PC EPSCとMLI-PC IPSCsの両方に対するロスコビチン誘導促進作用を抑制した。これら結果は,ロコビチンが,Ca_v2.1チャンネルが仲介するCa2+流入の神経末端への駆動力に依存して,GC-PC興奮性シナプスでMVRを増強することを示すが,Ca2+非感受性機構を介し,MLI-PC阻害伝達も促進する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  中枢神経系 

前のページに戻る