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J-GLOBAL ID:202002237127286407   整理番号:20A0387189

急性移植片対宿主病におけるイタチニブとコルチコステロイドに対する完全反応の予測【JST・京大機械翻訳】

Predicting Complete Response to Itacitinib and Corticosteroids in Acute Graft Versus Host Disease
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号: 3 S  ページ: S185  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1625A  ISSN: 1083-8791  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性移植片対宿主病(aGVHD)は,造血幹細胞移植(HSCT)を受けている患者において,重篤で潜在的に生命を脅かす状態を表す。aGVHDは,組織および器官損傷をもたらす循環における炎症性メディエーターおよび活性化T細胞のレベルの増加により特徴付けられる。強力で高度に選択的なJAK1阻害剤であるコルチコステロイドとイタシチニブの併用を評価した平行コホート相1試験(NCT02614612)において,併用療法に対する治療反応の潜在的予測バイオマーカーを同定するために広いプロテオーム解析を利用した。血漿は,治療後に指定された時間の前後に,臨床試験に登録された25人の患者から採取された。プラズマに関するプロテオーム解析を,近接伸長分析を用いてOLink Proteomicsにより行った。統計的差異を,不対T試験と一方向ANOVAを用いて同定した。有意差はp<0.05であった。すべての参加者は書かれた同意を提供した患者は,28日目(CIBMTRに基づく)において,イトラコナゾールおよびコルチコステロイドによる治療に対するそれらの全体的反応に基づいて層別化された。患者は,10人の完全寛解(CR),1人の非常に良い部分的応答者(VGPR),8人の部分的反応器(PR)と6人の進行性疾患および/または死亡(PD/死亡)を28日前に含んだ。バイオマーカーを同定し,CR(N=10)およびPD/Death(N=6)コホルツにおける約1000の蛋白質のレベルを比較することにより治療反応と関連させた。初期分析は,55の蛋白質が有意に上方制御され(P<0.05),75の蛋白質がCRコホートとPD/Deathコホートにおけるベースラインで有意に下方制御された(P<0.05)。可能性のあるバイオマーカーは,既知のaGVHDバイオマーカーとの相関,集団間の分離度,および信頼できる一貫した試験(すなわち,変動係数<20%)に基づいてさらにスクリーニングされた。同定された新しいバイオマーカーは,マクロファージ走化性蛋白質3(mcp3/CCL7),幹細胞因子(SCF/KIT-L),インターロイキン8(IL8),パラオキソナーゼ3(PON3),カルシトニン(CALCA),および腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー6B(TNFRSF6B)を含む。(表1)。これらのバイオマーカーの各々は,CRとPD/死亡コホートの間で有意な(P<.05)差を示し,中間レベルが治療に対する中間(VGPR/PR)反応を有する患者で検出された。本研究において同定されたバイオマーカーは,HSCT後のaGVHD患者におけるコルチコステロイドとイトラコナゾールの併用による治療に対する完全な反応を予測するのに有用である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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