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J-GLOBAL ID：202002237144596933   整理番号：20A1230835

ドーム形フランジ付き点火プラグの点火特性に関する基礎的研究

Fundamental Study on Ignition Characteristics of Dome Flanged Spark Plug

著者 (6件)： 菅沼祐介 (日本大学生産工学部) ,  中村和貴 (日立オートモティブシステムズ株式会社) ,  野村浩司 (日本大学生産工学部) ,  梅沢修一 (東京電力ホールディングス株式会社) ,  杉田勝彦 (東京電力ホールディングス株式会社) ,  氏家康成 (日本大学生産工学部)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 62  号： 199  ページ： 57-63(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の火花プラグに取り付けられたフランジを有する火花プラグは,強い乱流を有する希薄混合物における信頼できる着火のための方法として提案されてきた。熱併給発電エンジンに火花プラグを適用すると,点火プラグの交換周波数の低減によりメンテナンスコストが低減することが期待される。混合物における着火確率試験を,従来および新しく考案されたドームフランジ点火プラグを用いて行った。ドーム形フランジの衝撃エネルギー回収効果は,信頼できる着火が小さな着火エネルギーで実行できることを確認した。さらに,高温高圧雰囲気での耐久性試験の結果,放電エネルギーを低減することにより,電極の消費量を抑制できることを確認した。同心接地電極を有する火花プラグは,小さな火花ギャップにより大きな火花エネルギーが与えられた場合でも,着火確率が低いという欠点がある。しかし,火花ギャップの増加とドーム形フランジの設置により,着火特性は小さいエネルギーでも改善され,耐久性も着火エネルギーの低減により改善されることが明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コジェネレーション ,  強制着火 ,  *点火プラグ ,  構造設計 ,  燃焼試験 ,  耐久性 ,  保守管理 ,  着火性 ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

著者キーワード (10件)： 火花点火 ,  スパークプラグ ,  ドーム形フランジ ,  着火確率 ,  耐久性 ,  火花点火 ,  スパークプラグ ,  ドーム形フランジ ,  着火確率 ,  耐久性

分類 (2件)： 火花点火機関  (PB02020C) ,  燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (2件)：

• 1. Mitsumori, Y., Hiranuma, N., Aoki, A., Nomura, H., Ujiie, Y., Kono, M., Proc. JSME annual meeting (in Japanese) 73: 559-560 (1996).
• 2. Ujiie, Y., Ema, Y., Nomura, H., Torii, M., JSME Trans. B. (in Japanese) 70: 1604-1609 (2004).

タイトルに関連する用語 (5件)： ドーム形 ,  フランジ ,  点火プラグ ,  点火 ,  基礎的研究